2018年05月26日(土) |
いつから日本人は恥知らずになったのか・・・ |
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ウソをつくことは恥ずかしいことである
小さい頃からオレはそう教えられてきた。正直であることは日本人にとって最大の美徳であり、悪いことをしても正直に語れば罰は軽くなった。間違ってガラスを割ってしまった場合、「オレは割ってない」とウソをつくのではなく、正直に「私が割りました」と答えた方がいいというのが日本人共通の価値観では無かったか。そこで「割ってない」と強行に主張し、しかも周りの人たちが「私も割ったところは見ていません」とウソを守ろうとすることがどれほど見苦しいことであるのか。オレはそれを強く感じるのである。
加計学園関係者が安倍首相と会っていたのかいなかったのか。
愛媛県は「会っていた」という資料を出した。一方安倍首相は「会ってない」と答えた。双方の供述が矛盾する場合、どちらかがウソをついているのである。この場合、ウソをつく必要性があるのはどちらかということである。安倍晋三は以前に「加計学園が獣医学部を作りたいと思ってることは2017年2月まで知らなかった」と国会で語ってるので、それと矛盾する資料を出してきた愛媛県に対して、加計学園が首相のウソを守る為に「会ったというのはウソでした」という言い訳のFAXを朝日新聞にわざわざ送ったのである。
誰かのウソを隠すために、新しく別のウソをつく。
もうこうなってしまうと何が本当で何がウソなのかどんどん混乱して事実から遠ざかってしまう。
オレは安倍晋三首相に言いたい。
「今のあんたはどうしようもなくカッコ悪いよ」
どうしてウソをつき続けるのか。なんで潔く認めないのか。加計学園の認可にしても、森友学園の土地の値引きにしても、首相権限でどんどん押し切ったんだとなぜ認めないのか。そこに必然性があるなら国民は納得するだろうし、そうでなければ批判を受ける。ただそれだけのことである。どうしてそれを恐れるのか。なんで「関与してるなら首相も議員も辞める」なんて余計なことを口走ってしまったのか。福島第一原発は完全にコントロールされているというウソを世界に向かって言ってしまったことと同じく、今回もそのあんたのウソに振り回され、ついには自殺する人まで出てしまったのである。あんたに良心の呵責はないのか。
総理大臣は日本人の代表だ。天皇陛下が代表かも知れないが、天皇になることができるのは万世一系の天皇家の方だけなのであり、一方総理大臣には日本人なら誰もがなれる可能性がある。そういう意味では安倍晋三首相こそが日本人の代表である。その日本人の代表がこんなにウソつきであるということがオレは恥ずかしいし悲しいのである。日本が日本でなくなったような悲しさを感じてしまうのだ。
ウソをつくことは恥ずかしい。日大アメフットの内田監督が恥ずかしい人間なのは、「反則をしろという指示はしていない」といつまでもウソをつき続けているからであり、宮川くんが同情されるのは、「監督の指示とはいえ、反則をした自分が悪い」と自らの過ちを素直に認めて謝罪しているからである。
いつから日本はこんなに恥知らずがのさばる国になったのか。日本のご近所には堂々とウソをついてそれを恥じない国がある。「尖閣諸島は我が国の領土だ」「竹島(独島)はわが領土」と一方的な主張をする国がある。そんな連中に唯一対抗できるのが日本人の正直さであり、卑怯なことを許さない武士道精神ではなかったのか。
オレはウソつきが嫌いである。だからあえて言う。日本という国をこれ以上恥ずかしい国にしないでくれ。あんたが悪びれもせずに堂々とウソを語る姿をもう見たくないのだ。国会から消えてくれ安倍晋三。
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