2018年04月27日(金) |
朝鮮半島停戦の意味すること |
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今日4月27日に予定されている北朝鮮と韓国の南北首脳会談の意味することについて、日本のボンクラ政治家どもはわかってるのだろうか。休戦状態にある両国の停戦が完全に成立するということは、日本が北朝鮮と国交を結ばない理由がなくなるのである。トランプ大統領も日本政府に対して「ICBM(長距離弾道弾)は廃棄させたから国交回復を!」と圧力をかけてくるはずである。
トランプは本気で北朝鮮に核兵器を完全廃棄させる気はない。自国に飛んでくるミサイルさえなくせばいいのである。だからICBMの開発中止という条件で手を打つだろう。
日本政府はアメリカの忠犬なので、ここでその意向にさからうことはできない。あくまで日本政府が「核兵器の完全廃棄」「拉致被害者の全員帰国」にこだわったとしても、もちろん金正恩は「どうして我が国の核はダメで同盟国ならいいのか?」「拉致問題はすでに解決済み」と答えるだけである。
アメリカの圧力で日本と北朝鮮が国交を回復させられたとき、今度はかつて韓国との間に「日韓基本条約」を結んだときのように、両国の間で第二次大戦の戦後補償の問題について話し合うことになる。おそらく日本が支払う賠償金の額は10兆円程度になるだろう。もちろん日本政府は拒否するだろう。しかし、その姿勢はかえって日本政府の狭量さを世界にアピールすることになってしまう。今回の一連の流れは実は仕組まれたストーリーかも知れないのだ。
いずれ韓国と北朝鮮が統一国家になり、金正恩が統一国家の大統領ないし副大統領に就任し、核兵器も保有する国家になることをオレは想像する。文在寅は北朝鮮の回し者だからあっさりと統一を受け入れるだろう。そして多くの韓国国民の意に反して、北朝鮮に併合されるという形で南北朝鮮は統一される。同じ民族だから統一して当たり前、反対するおまえは頭おかしい!という形で国民の意見は封じられるのである。
もちろん北朝鮮と韓国の経済格差は大きすぎる。そこで必要となるのが日本からふんだくる賠償金である。もうわかっただろう。朝鮮半島統一という大きなイベントは、実は日本政府から巨額のゼニを合法的に、しかも国際社会も支持するやり方でぼったくることが目的だったのである。なんでこんなことに日本の政治家は誰も気づかないのだろうか。その危険性を訴えないのだろうか。
韓国はアメリカとの同盟を捨てて、中国との関係を深くすることを選ぶだろう。そして中国は北朝鮮によって朝鮮半島が統一されることを歓迎するだろう。中国にとって次のターゲットは日本である。尖閣を占領し、沖縄で反政府活動や独立運動をする市民活動家を支援し、着々と日本列島征圧の準備をしているのである。日本国民がこのことに気づいた時はもう手遅れである。
どうすればその最悪のシナリオが防げるのか。その秘策はオレの頭の中にはあるが、今の自民党政権の誰も思いつけないプランである。「外交」とは武器を使わない戦争であり、騙し合いの駆け引きである。政治家の忠犬となってウソばかりついてる官僚や、私利私欲のために税金を私物化してるクソ政治家どもを見てる限りでは、こいつらには何も期待できないというのがオレの実感である。
政治家がアホなのは国民にとって最大の不幸である。
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