2018年04月22日(日) |
藤浪晋太郎は阪神には不要である |
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4月20日(金)に行われた甲子園での阪神巨人戦に阪神の藤浪晋太郎が先発した。5回を投げて120球、9安打6四球で6失点、だが10三振という意味のわからない大乱調だったのである。コントロールの悪さは投手にとって致命的だが、投手の菅野がバントの構えをするだけで制球を乱して頭部近くに投げてしまうなどもうむちゃくちゃである。プロの投手としてはもはや絶望的である。
藤浪はどうしてこのコントロールの悪さを矯正できなかったのか。長いこと野球をしてきて投手ならコントロールの大切さはわかってるはずである。矯正できないならそれでいい。ヘタクソならヘタクソなりに開き直るしかないのである。
かつて阪神には江夏豊という速球投手が居た。彼も入団当初はコントロールが悪かった。しかし、彼は努力によってそれを克服してその後他球団にトレードされた後は優勝請負人として活躍することになる。江夏と藤浪の大きな違いはもしかしたら「頭の良さ」ではないかとオレは思うのだ。
もちろん投手が頭が悪くて投球の組み立てができなくても、捕手がそれを補ってやればいいのかも知れない。藤浪の球を受ける捕手が全盛期の古田敦也だったり、野村克也だったならばきっと全く違ったことになっていたのかも知れない。あの野村さんならば、「オレなら再生できる」と思っていたのかも知れない。
コントロールの悪い投手としてはかつて阪急ブレーブスに在籍した山口高志さんを思い出す。オレは全盛期の山口高志さんが日本シリーズで巨人打線から三振を取りまくったことを覚えている。それでも阪急が敗れたのは、いくら球が速くてもコントロールの悪い投手は使えないということが理由だった。山口高志が出した14四死球というのは今でも破られない記録になってるのではないだろうか。そこまで投手交代しなかった監督にもまた驚くが。
今の阪神に藤浪晋太郎は不要である。ローテーションを守って投げられる若手の投手が何人も育ってきている。ストライクが入るかどうかわからないヘタクソにそのローテーションの一角を譲るわけにはいかない。オレは一阪神ファンとして、残酷だがここで藤浪不要論を唱えたい。
素人考えなんだが、そこまでコントロールが悪いなら、いっそすべてど真ん中に投げればいいのではないかと思うのである。そうずれば自然と球が散らばってコーナーにも決まるのではないか。無理に狙うからとんでもないところに投げてしまうのではないか。
甲子園で藤浪と対戦した相手の高校の監督は、彼の精神面の弱さを突くようなレベルではなかったのだろう。
藤浪のボロ負けが端緒だったのか、その後も阪神は巨人に連敗して結局3連戦3連敗という情けない結果となった。負けていいゲームなどひとつもない。もう藤浪に練習させてやるような試合はないのである。ストライクの入らない投手はもはや使えない。阪神は藤浪を放出すべきである。パリーグには彼を育てる能力のあるコーチが居るかも知れないが、阪神にいないことは明らかである。
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