2018年03月28日(水) |
ゲーム中毒の果てにあるモノは何か? |
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若者がゲームに熱中していることは、実は政治にとってとてもよいことである。オレが日頃接している中学生、高校生たちの平均学習時間はもしかしたら平均ゲーム時間よりも少ないかも知れない。そうして「ゲーム脳」になってしまった馬鹿な大衆ほど、政治家にとってコントロールしやすいものはないからだ。
もちろん資本主義社会ではどんなビジネスも法律の適用する範囲内で自由に行えるわけで、ゲーム機本体やアプリを生産して販売して会社が利益をあげることは自由だ。麻薬や覚醒剤が法律で規制されているが、ゲームという同様に中毒になる存在は全く規制されていない。せいぜい内容が猥褻すぎるものに対して摘発されている程度である。
ギャンブル依存症があるように、ゲーム依存症もある。小学生中学生の中でゲーム依存症になってしまってる子どもの総数はかなりのものだろう。もちろん自主的にゲーム時間を管理できる頭のいい子どもは依存症にはならないが、多くの子どもは時間を奪われ脳の活動を支配されていく。中学生に得意なことや熱中していることを聞くと、たいてい特定のゲームの名前が出てくるのである。
大衆を愚かなままに放置すればコントロールしやすいし、麻薬を与えれば堕落して労働意欲を失う。イギリスがアヘンを中国に売りつけてアヘン戦争になったが、旧日本軍も満州などの支配地域でアヘンの密売によって莫大な利益を上げていた。かつてはそうして麻薬は支配の道具として機能していたのである。今、ゲームがその役割を果たしていると言えば言い過ぎだろうか。
選挙があっても投票にも行かず、低賃金の非正規雇用者として将来に展望がもてない生活をしながらわずかに余ったゼニでゲームに熱中し、オンラインゲームに課金するというのが今の多くの若者の姿である。その声なき叫びが政治を動かすことはないし、そもそも彼らは政治には無関心だ。今とりあえず生活できていればいいのである。
「クールジャパン」という政府の戦略は、もしかしたら本当の狙いは「フールジャパン」なのかも知れない。一億総白痴化である。そうなれば政治家は本当にラクチンである。馬鹿でも政治家が務まるし、実際馬鹿ばっかりになっている。パンツ泥棒や、「色丹島」を正しく読めない馬鹿が大臣をしてるのである。
松井一郎大阪府知事は「カジノ」を大阪に誘致しようとしているが、ギャンブル依存症の対策も進めるという。カジノなんか作らなかったら依存症対策もいらないし、そもそもパチンコ依存症のDQNどもが大阪には数万人いるのにそっちの対策を先にやれよと思うのである。マナーの悪いDQNは本当に社会の迷惑だ。オレはDQNが大嫌いである。これから先の日本が目指さないといけないことは、貧しくても子どもがDQNにならないような教育ではないのか。少なくともゲーム依存症の増加は、将来のDQN予備軍の増加に確実につながるとオレは思っている。
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