2018年03月08日(木) |
神戸市の国保料ぼったくりについて |
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私の知人が神戸市から引っ越すことになった。その彼女がつぶやいていたのだが、なんと国保料として年間で51万円も支払っていて、西宮や芦屋に引っ越すだけでそれが半額になるという。地域によって差があるのもよくないことだが、それにしてもこの50万を超える金額というのはあまりにもぼったくりではないか。
それでオレは「国保料」「高い」「自治体」で検索してみた。その結果、日本一高いのは実は神戸市ではなくて広島市であることがわかった。ぼったくりの神戸よりもさらに高いのである。あまりにもむちゃくちゃな金額である。
そのサイトでは広島市の国保料について試算されていた。あまりにもひどい。こんなのを律儀に払ってる人が本当に気の毒である。年収200万円の3人家族(本人、配偶者、子1、介護保険加入)の場合、国民健康保険料は年額477822円となり、年収の23.9%である。月あたりで考えると、200万円を12で割った月額収入の16万6667円に対して国民健康保険料が39818円、国民年金掛け金が二人分で30500円かかるために、手取り収入が96349円になるというのである。そこからさらに所得税や住民税が引かれればどれだけ手元に残るのか。家賃とかを支払えるのかというレベルになってしまう。神戸市もこれとほぼ同じ状況である。オレは絶対にこんなひどいところで暮らしたくはないのである。
低所得者に対するこんなひどい搾取が行われてる一方で、生活保護受給者は医療費を使い放題である。その中には向精神薬を不正に手に入れて転売してる連中も多数いるわけだが、その負担はすべてまじめに支払っている低所得層に押しつけられているのである。こんな理不尽なことがあっていいのか。江戸時代の水呑百姓のような搾取の実態が、豊かなはずの日本で起きているのだ。これを貧困といわずしてなんというのか。オレはこんな高額の国保料は間違ってると思うのである。
神戸市の国保料がなぜ高いのか。その理由はなんと失政である。神戸空港や地下鉄建設、そして税金の使い道を間違った震災復興などで借金がかさみ、財政状況が悪化したためにそのツケを市民に押しつける形で負担増になってしまったのである。市民が反対しているのにゼネコンと癒着した議員どもが利権のために空港建設を強行し、結果として利用率が向上しないままに赤字を垂れ流してるのである。震災復興のための区画整理事業も莫大な赤字を生み出しただけに終わったのである。
こんなぼったくりの国保料を放置するのではなくて、医療費の総額を抑制するための工夫がなぜできないのか。医療機関に支払われてる医療費の中味は適正なのか。そもそも神戸市の財政事情を悪化させた戦犯である市会議員どもの報酬をまず80%くらい返上させるという思い切ったことがなぜできないのか。責任者はおまえらだろう!とオレは感じるのである。
財政支出における社会保障費の割合は高齢化が進行する中でさらに増していくだろう。その結果として自治体や国家の財政が破綻するということになってしまえば大変なことになる。そのずっと手前で踏みとどまるためには我々は何をなすべきなのか。地方自治体のゼニの使い方をもっと監視しないといけないのである。そして神戸市にいるような全く住民の方を向かずに不正な蓄財ばかり考えてる議員どもに対して、きちっと財産没収とか刑務所にぶち込むとかいうペナルティを与えないといけないとオレは思うのだ。国家を裏切る政治家も同様である。
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