2018年03月02日(金) |
迷惑な遭難者について |
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北海道は全道で吹雪が吹き荒れて大荒れの天気である。こんな時に遊び目的で林道にクルマで入るというのは自殺目的としか考えられないのである。ところがそいいう迷惑な馬鹿が、雪で立ち往生すると電話で救援を求めたりするのである。アホかおまえは。こんな天気の時に山に入ってどうするんだ。
以下、読売新聞の記事を引用しよう。
NHK記者の車立ち往生、救助出動の社員が死亡
2日午前3時半頃、北海道苫小牧市丸山の林道で、ロードサービス会社社員の20歳代男性が倒れているのを、捜索していた自衛隊員が発見した。
男性は病院に運ばれ、死亡が確認された。男性は雪で立ち往生した車の救助活動中だった。
道警苫小牧署の発表などによると、立ち往生したのは、NHK苫小牧支局の男性記者(27)の乗用車。
記者は2月28日、休暇でエゾシカ猟のために入山していた。記者から救助要請を受けたロードサービス会社は3月1日、男性を含め3人を立ち往生した場所に向かわせた。
男性は除雪車の出動を求めたが来ないため、同僚(42)と2人で歩いて道を戻り、1日午後5時15分頃、「道に迷った」と110番した。男性は動けなくなり、同僚は約1・5キロ・メートル離れた、記者ら2人が待つ車に避難した。記者ら3人は無事だった。
男性が倒れていた現場は同市中心部から約17キロ・メートル北西の樽前山麓。当時、付近は時折、猛吹雪になり、積雪は約1・5メートルだった。同署は男性が胸まで雪に埋もれながら歩き、体力を消耗したとみている。
NHK札幌放送局は「救助の方が亡くなり、痛恨の思いで心よりお悔やみ申し上げる。
ご迷惑をおかけした関係者の皆様におわびする」としている。
おれはNHK札幌放送局に対して言いたい。何が「痛恨の思い」だ。痛恨の思いなのは、アホのために命を落としたロードサービスの方の気持ちである。「なんでこんな救助を引き受けたんだろう」「電話で一言無理と言って、警察や自衛隊に任せればよかった」という痛恨の思いでそのロードサービスの社員は亡くなったのである。なんて迷惑な馬鹿なのか。そもそもそのエゾシカ猟はこんな吹雪の中でしないといけないことだったのか。全道で交通マヒが起きているような時になんでおまえは遊んでるんだ。ふざけるなよ。
オレがもしも亡くなった方の家族ならば、このクソ迷惑なNHK社員を告訴するだろう。クソ野郎の気軽な電話のせいで、命を落とすことになったことへの賠償を堂々と要求するだろう。それほどこれはひどい事件なのである。
おまえが雪で立ち往生したということは、そこに向かう人も同じように立ち往生するということだ。除雪なんて一般道路が優先だ。林道で雪に埋もれてる馬鹿を救援する義務など誰にもないのである。そんなことにロードサービスを使わせるなよ。
スキー場で滑走禁止区域に入って雪崩に遭うヤツとか、迷って遭難する馬鹿も多いという。そういう連中も本当に迷惑な話である。スキー場はちゃんと「滑走禁止区域で遭難した人の死体の回収は雪が解けた春になってからとなります!」と明記すべきである。それを各スキー場が宣言すれば、迷惑な遭難者は減らせるはずである。
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