2018年02月28日(水) |
偽造国際免許をちゃんと取り締まれよ! |
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中国人観光客は日本では車の運転ができないはずである。日本は「ジュネーブ交通条約」に加盟しており、その加盟国では相互に発行された国際免許証が有効であるが、中国はその加盟国ではない。だから中国国内で有効な自動車運転免許証を持っていても、日本で有効な国際免許証は交付されないのである。
しかし、フィリピンはジュネーブ交通条約に加盟している。それでどういうことが起きるかというと、フィリピンの怪しい業者が、中国人に対して偽造したフィリピンの国際免許証を販売してるのである。その国際免許証が偽造であるかどうかは日本の警察にはわからないのである。
もっとも中国のパスポートを所持してる人なのに免許証の発行国はフィリピンなんだから無効だと決めて排除すればよかったわけだが、なぜか大量の中国人観光客がこの偽造国際免許証を所持して日本国内でレンタカーを借りて事故を起こしてるらしい。とんでもない話である。
中国での交通事故の発生率は日本の5倍程度ということだが、これは統計に表れた数字なので実際は50倍くらいはあるだろう。それだけ事故が起こるのは運転が下手でしかもマナーが悪いからである。そういう人達が簡単に日本でレンタカーを借りたらどんなことになるか。事故が起きた場合、その修理費は保険で支払われるわけだが、その保険料の掛け金はほとんど日本人が払ったものである。日本人が掛け金を払い、偽造免許証の中国人が事故を起こして、その修理費が保険でカバーされるなんて理不尽なことが起きてるのである。オレは断じてこういう状況を認めることはできない。
所持する人の国籍と発行国が異なる偽造運転免許証ではレンタカーを借りられないということをレンタカー会社はWEBサイトに明記すべきではないのか。ゼニを払ってくれるお客様ならそういう相手でも貸すのか。偽造免許証の客であるとわかった上でクルマを貸し出した場合は、交通事故の責任も負うべきだ。そのリスクを避けたいなら貸し出しを止めればいいのである。
こうした問題に対して、規制すれば中国からの観光客そのものが減ってしまう考えてるのか、政府は全く規制する気がなさそうである。それで事故が起きても知ったことじゃないという感じなのだ。偽造国際免許証がフィリピンで作られているならば、それが不可能になるようにフィリピン政府に申し入れるべきではないのか。
証明書類は海外では簡単に偽造される。それが偽造されたモノであるということを日本人は判断できない。偽造された出生証明書を利用して国保から支払われる出産一時金を詐取している人も大勢いるという。そうした詐欺の食いものにされてるのに政府は何の対策も打たないのである。どうして行政は外国人に対してこんなにも甘いのか。
日本に入国して偽造国際免許証でレンタカーを借りる中国人はこれからも増加するだろう。必要な運転技術を満たさない上に日本の交通法規を理解しない人が重大事故を起こした時、責任の所在はどこにあるのか。きちっと無免許運転として検挙しなかった日本の国に責任があるのではないか。
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