2018年02月16日(金) |
佐川宣寿、おまえタマついてるんか? |
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2月15日から確定申告が始まった。しかし佐川宣寿国税庁長官の罷免を求めて、大勢の人が東京国税庁前に抗議のために集まったという。オレが気になるのはどうして彼が堂々とウソをついたのかということである。森友学園との価格交渉の経緯を記した文書が確かに存在したのに、なぜそれを「ない」と言い張ったのか。ウソをつくには必ず理由があるのだ。その理由に関してオレは知りたいのである。
高級官僚がウソをつく動機というのはたいていがただの「保身」であるか、あるいは「権力のある誰かをかばう(それによって後で自分が出世できる)」ということである。今回の事例は、後に彼が国税庁長官に栄転したことから明らかに後者であったことがわかる。そこで多くの国民が、佐川宣寿がいったい誰をかばいたかったのかを知りたいはずだ。
オレは佐川宣寿に言いたいのである。おまえはこのまま一生「ウソついて出世したクズ野郎」で生きるのか。そうして退職金をもらい、国民を裏切ったクソ野郎として人生を終えるのか。それがおまえの目指した生き方なのか。一回きりの人生を「クズ野郎」として終えるのか。恥ずかしくないのか。オレがもしおまえの息子なら恥ずかしくて世間に顔向けできないよ。おまえの家族はいったいどう思ってるんだろう。
もしも今ここで「ウソをついた理由すべて明らかにする」という宣言をして、洗いざらい安倍昭恵から受けた指示についてぶちまければ、あんたは逆にヒーローになれるんだぜ。もちろん国を裏切った官僚としてなんらかの処分はあるかも知れないが、起訴されても日本の裁判なんかクソだからどうせ執行猶予がつくし、開き直ってテレビに出まくればいいじゃないか。収入も今よりもかなり増えるだろう。
これまでこのような疑獄事件の場合、課長補佐クラスの人が人身御供となって自殺させられてきた。森友学園や加計学園の件ではまだ「責任を被せられて殺される」という犠牲者は出ていないのである。近畿財務局の誰かが「すべて私がやりました」と遺書を書かされて殺されるという展開をオレは予想したのだが、そこまでしなくても逃げ切れると佐川宣寿は甘く見ていたのだろう。今頃その甘さを悔やんでるかも知れない。
確定申告のために税務署を訪れる多くの納税者が、自らの納税額や還付額を証明するための証拠となる書類を必要とする。「50万円なんかに使ったけど領収書捨ててしまいましたわ」では通用しないのである。
ロッキード事件で田中角栄を有罪に追い込む重要な証言をした榎本三恵子を覚えてるだろうか。「ハチの一刺し」で有名になった方である。「ハチは一度人を刺したら死ぬと言われています。今のわたしはハチと同じ心境です」と語り、一躍時の人となった。その後テレビのバラエティ番組にも出演し、ハチの着ぐるみで話題になったのである。後にヌード写真も公開された。
ウソつきとしてこのまま生涯を終えるのか。正義に目覚めて生きるのか。オレは今後のあんたがどうなるかを興味深く見守っている。これからどんな生き方をしていくのかとても楽しみなのである。最後は究極のウソつきとして財務省の事務次官まで上り詰めるのだろうか。
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