2018年01月13日(土) |
阪急電車はとても良心的である |
携帯用URL
| |
|
オレは今日、センター試験の会場である関西大学に向かうために地下鉄堺筋線から阪急千里線を利用して関大前の駅に降り立った。乗車した玉造から関大前までの運賃は420円であった。そして関西大学での大事な仕事を終えて帰るときに。駅の自動券売機で往路と同様に420円の切符を買って乗り込んだ。しかし、その後で予定が変わって梅田に立ち寄ることになったのである。
関西在住の方なら、阪急千里線の関大前から玉造まで行くのに、地下鉄堺筋線経由で長堀橋乗り換えで移動することと、いったん梅田に出てからJR大阪環状線に乗り換えて玉造に向かうことの違いがわかるであろう。時間的には前者の方が早いので普通の場合は前者の乗り換えを行うのが普通である。
関大前から梅田までなら220円、しかしオレの手元にはすでに購入した地下鉄連絡の420円の切符がある。オレは200円という大金をあきらめてそのまま梅田駅の改札を出ることにした。切符を入れると「ププー」と鳴ってオレはゲートでとおせんぼされたのである。料金不足でもないのになんということだろうか。
改札の所には、テレビ電話で駅員に事情を話す機械が設置されていた。オレはそこで地下鉄連絡の切符を示して、差額を放棄する旨を伝えた。しかし、駅員は「払い戻しますので精算機に入れてください!」と答えたのである。オレは乗り越し精算機にその切符を入れた。すると差額の200円が戻ってきたのである。「ラッキー!」とオレは小躍りしたのである。
払いすぎた客からその差額をぼったくるのではなくて、きちっと精算して返してくれるというのはよくあることなのだろうか。足りない分を請求されるのは普通のことだが、途中で旅程を中止する場合や変更する場合、それによって料金が安くなるときは返してくれるのが普通のことなのだろうか。オレはそれを知りたいのである。
JRの場合はまだ乗っていない区間が一定以上ある場合は払い戻ししてくれる。しかし、それはある程度距離や金額が大きくないとしてくれなかったはずである。たった200円ならば普通はあきらめるしかないのではないか。
最近はピタパとかイコカとかのような鉄道系プリカを利用する人が増えて、いちいち切符を買うのは少数派になっている。そのせいか、自動券売機の前にはほとんど並んでる人がいないのである。オレはイコカもピタパも持ってないので必ず切符を買うことになる。
ただ、金券ショップに事前に行くことがあれば、格安切符や株主優待切符を買うことにしている。それでほんの少しでも安くなるからである。
阪急は十三駅から新線を建設して地下鉄なにわ筋線に乗り入れ、関空へのアクセスを可能にしようとしているらしい。それはほとんど意味のない荒唐無稽な計画であるとオレは思っていたが、今日乗り換えに使った阪急淡路駅のところでは高架工事が行われていたのである。京都線と千里線が交差するこの複雑な区間で、しかも周辺には住宅が密集しているという困難な場所で高架工事を行うことがどれほど困難なことか想像できるだろう。しかし、その難事業をやり遂げようとしている阪急の本気をオレは応援したくなったのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m