2017年12月15日(金) |
運転ミスなら人をはねても無罪です |
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豊中市で2015年5月に睡眠導入剤で意識がもうろうとした女性の運転するクルマが登校中の子どもをなぎ倒して数人にケガをさせたという事故があった。通常なら「危険運転致死傷罪」を適用するところだが、なぜかそれは見送られた。それで検察側は「居眠り運転」ということで過失運転致傷罪で立件しようとしたところ、裁判では「眠ってないからただの運転ミス」ということになり、なんと無罪になってしまった。ちょっと待ってくれよ。運転ミスの事故が全て無罪になるのなら、ほとんどすべての事故が無罪だろう。そもそも「過失」というのは「ミス」という意味であり、「運転ミス=過失」であるということをこの馬鹿裁判官はわかってるのか。それともこの女性はなんらかの事情で罪に問えないような方なのか。オレはこの判決が全く納得できないのである。
記事を引用しよう。
登校列に車 2審も無罪…「居眠り」成立せず 大阪高裁
12/14(木) 13:27配信 朝日放送
大阪府豊中市で、登校中の小学生の列に車で突っ込み、1審で無罪になった女の控訴審で、大阪高裁は1審判決を支持し、無罪を言い渡しました。
中村恵美被告(52)は、おととし5月、豊中市で、登校中の小学生の列に車で突っ込み、6人に重軽傷を負わせた罪に問われていました。1審の大阪地裁は、「服用していた睡眠導入剤で運転に支障が出る恐れを、中村被告が認識していなかった」として、危険運転致傷について無罪とし、検察が控訴。控訴審で検察は、「眠気を催していたのに運転を続けた」として、「居眠りでの過失運転致傷罪は成立する」と主張しました。判決で大阪高裁は、「居眠り状態でなく、運転ミスだった可能性がある」として、中村被告に無罪を言い渡しました。一方で、「検察官が、居眠りではなく運転ミスでの過失を主張していれば、有罪の可能性があった」とも指摘しました。
登校中の子どもたちをなぎ倒すようなことがただの「運転ミス」なのか。果たしてそれを無罪にしてもよいのか。大阪高裁のこの判決はオレには理解できないのである。オレは運転ミスを絶対しないようにといつも慎重に運転している。たとえ歩行者が突然飛び出してきても、自転車が信号無視で突っ込んできても、それをうまく回避できなかったらそれは「運転ミス」であり、それによって事故を起こせばなんらかの責任を問われるものだと思っていた。ところがそうではないのだ。「運転ミス」は無罪なのだ。「ふざけるな!」と言いたいのである。
オレがこの暴走おばはんに轢かれた子どもの保護者ならば、断じてこのふざけたおばはんは許せない。事故の正当な賠償をしてもらった上で、きちっと交通刑務所で罪を償ってもらいたいのである。しかも睡眠導入剤を飲んで運転なんて危険この上ない。それに関しては立証できなかったというだけで可能性は濃厚なのに、結局より軽いものに落ち着いて最終的には「無罪」というのは軽すぎるぜ。
日本は刑罰が軽すぎるとオレは思ってる。マスカラの中に覚醒剤を隠して7キロも持ち込んだ外国人女性が関空で見つかったが、日本では裁判の時に「全く知りませんでした」と泣きわめいたら基本的に無罪になる。死刑になる中国と比べてあまりにも罰が軽いのである。運び屋の人間はみんな謝礼をもらう約束をしているわけで、「知らなかった」はずがないのである。なんで日本の裁判は甘いのか。そんなものみんな死刑にしろよ。
殺人でも一人なら死刑にならないとかあまりにも理不尽である。オレは殺人犯はみんな死刑にするべきだと思っている。死刑にならないのはよほど汲むべき事情があった場合であり、長年のDVなどの虐待に耐えかねてとかなら執行猶予付きでもかまわない。しかし、強盗や強姦という目的のための殺人はオレには死刑以外は考えられないのである。
スマホ運転や脇見運転、そして漫然運転のクソドライバーは昔に比べてすごく増えている。そういう連中にきちっと罰を与えられないことでますます事故は増えていくだろう。事故防止装置が装備されればさらにみんな横着な運転をするようになるのだろうか。
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