2017年11月30日(木) |
キャッシュレス社会は来るのか? |
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オレはいつもコンビニで買い物するときはクレジットカードで支払いする。毎月どのくらい使ってるのかをネットで確認しやすいし、何よりおつりの小銭が増えないのがいい。またカードで買い物するとポイントが付くわけで、それも嬉しいのである。ファミマで買い物すればTポイントとクレジットカードのポイントをダブルで手に入れることができるのも嬉しい。一つ一つはわずかな金額であっても、長期的に見ればかなりの節約効果が生まれているだろう。
そんなオレにとって不思議なのは、多くの客が未だに現金を使ってることである。少額の支払いにクレジットカードを使うことに抵抗があるのかも知れないが、オレは逆に少額だからこそめんどうだからカード払いするのである。
100円ショップのダイソーでもクレジットカードが使える。またオレの家の近所にあるアプロという小さな食品スーパーでもクレジットカード払いができる。アプロではアイスクリームが定価の4割引きという日があるので、時々大人買いするときにカードで買うのである。もちろんアプロの客の大半はご近所のおっさんおばはんや老人だから、基本的にみんな現金で払っている。
オレはもう20年以上も前からクレジットカードをばんばん使ってるのだが、周囲がいつまでも現金メインなのが本当に不思議なのだ。 なんであんたたちはいつまでもその現金というものにしがみついてるのかとオレは言いたくなるのである。
韓国や中国は急激にキャッシュレス社会に移行してるという。中国ではスマホでなんでも決済できるようになってきてるのだという。どうしてそうなったのだろうか。そこには日本と全く違った事情が存在する。中国が偽札天国であるということだ。
銀行のATMからも堂々と偽札が出てくる国、それが中国なのである。それを抗議しても取り合ってもらえないのである。そうなると、偽札を巧妙にババ抜きのように誰かに押しつけるしかないのだ。日本人旅行者の多くは、中国でこっそり自分の支払ったゼニを偽札にすり替えられるという被害を受けているのである。タクシーで料金を支払うと、払った紙幣がこっそり偽札とすり替えられてしまい、運転手から「これは偽札だ!」と文句を言われるのである。ひどい話である。
そうして日常的に偽札被害に苦しんでいる中国の人たちが、自己防衛のために現金を見放したのは当然のことである。少なくともスマホ決済にすればそこで偽札をつかまされる危険は全くないのである。
オレは今の日本の状態が韓国や中国に対して「遅れてる」とは思わない。日本ではそれだけ現金が信頼されているというだけのことである。ただ、将来的にキャッシュレス化が進むことには賛成だ。現金を廃止することにはメリットがある。それは、麻薬や覚醒剤の取引がやりにくくなるということである。売人たちにとって、決済の履歴が残ってるということが検挙につながってしまうからだ。
日本でもキャッシュレス化はこれからゆるやかに進行はするだろう。しかし、現金への信頼度は中国や韓国とは決定的に違う。コンビニでクレジットカード決済できるようになったのはかなり前で、それでもまだ現金使用者が多いという状況なのである。
ちなみに81歳のオレの母はよくイズミヤで買い物するのだが、なんと母は現金ではなくてイズミヤのプリペイドカードを使っていたのである。ちゃんと母が世の中の進歩に追いついてることにオレは安堵したのだった。
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