2017年11月28日(火) |
対面高速を安全にする方法 |
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地方に行くと高速道路なのに対面通行のところがある。家族で四国を旅行したとき、その対面通行の高速を制限速度をはるかに超えてすっ飛ばしてる光景にオレはびびったのである。もしも車線をはみ出したらどんな事故が起きるのか・・・と恐れていたのだが、案の定ゴムの緩衝材を乗り越えて対向車線にはみ出しておきる死亡事故は頻発していた。オレが死ななかったのは運が良かっただけだったのである。
その黄色いゴムの緩衝材というか、屁のツッパリにもならないあの意味不明なゴム柱を、ワイヤーロープに試験的に変えたところ、なんと事後が激減して死亡事故がゼロになったという記事を見た。なんでもっと早くそうしてくれなかったのかとオレは思ったのである。
もちろん居眠り運転の迷惑ドライバーがそのワイヤーに衝突することは起きる。その場合は対向車線ではなくて自車線の方にはね飛ばされるので、単独事故で済むのである。居眠りしたドライバーがガケに激突して死ぬのは自己責任だが、なんの罪もないドライバーが対向車線からはみ出してきたDQNカーにぶつかられて死ぬのは理不尽すぎる。そういうわけでオレはこの「中央分離帯ワイヤー化」を大いに支持したいのである。
このワイヤー化は試験的に100キロほどで実施されたばかりだという。一刻も早く全国の高速道路に広めてもらいたいのである。そうして、正面から突っ込んで来る無法者に巻き込まれて命を落とすという理不尽なことが二度とおきないようにしてもらいたい。
もっともせっかく高速道路を作ってるのに、対面通行で暫定開業なんてするのがおかしいのである。作るならちゃんと片側二車線にして、走りやすくしていればそんな事故は起きないのである。経費を削ったばかりに命という一番大切なものを失ってしまうわけだから割に合わないのである。こういう設備投資はどんどん積極的にやるべきだ。オレのような善良なドライバーを無法者のぼうぼうから守る為にも、ぜひともやってもらいたいのである。
自動運転の技術開発が進み、まわりを走ってるクルマがさまざまな安全装置を装備しているということは、オレのようなそういうクルマに乗っていない偏屈な人間にも間接的に恩恵を与えてくれるのである。オレの払った税金がそうした企業への補助に使われるならばオレは喜んで協力するだろう。
一部の高速道路では最高速度の110キロ化という規制緩和も始まった。特に事故が起きるわけでもなく、また走ってるクルマはちゃんと秩序を守って走行してるという。関西にも広々とした三車線の高速道路がある。第二京阪とか、近畿道の門真→松原間などは制限速度を110キロとか120キロにしてもらいたいのである。実際の所それくらいの速度で暴走してるクルマも多い。ゆっくり走ってるのはオレのような善良なドライバーくらいで、みんな制限速度を守ってないのである。つまり、今の速度規制は実態に即してないのである。120キロですっ飛ばせるところを80キロ制限にするという規制はどうかやめてもらいたいのである。
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