2017年11月27日(月) |
ヒートテックは金玉に悪いのである |
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オレは冬になると「パッチ」をはく。「パッチ」というのは関西では普通に使われてる名称だが、関東では「ズボン下」というらしい。だから関東の方はこの記事の中の「パッチ」というのを「ズボン下」と脳内変換して読んでもらいたい。
さて、オレは木綿のパッチを数本持っていた。それを着回していたのだが、ユニクロで感謝祭の安売りに遭遇した時に、ヒートテックが790円になっていて、その中にタイツも含まれていることに気がついた。色もなかなかオシャレである。これは買うしかないとオレは思ったのである。ヒートテックのタイツを数本購入して、我が家のいかにもオッサン臭のしたパッチをみんな引退させようということを目論んだのである。
そうしてヒートテックのタイツを買った。さっそくスラックスの下にはいてみた。それで出勤した。なんだこれは・・・ 暑い。下半身があったか過ぎて困るのである。
オレはもともと寒いのが好きだ。夏は冷房をガンガン効かせることにしている。だから考えたら冬もそんなに暖かくする必要はない。クルマ通勤だからコートなども着ない。せめて下半身だけでも・・・ということで廊下などの寒さ対策でパッチをはくのだが、そのパッチの何倍ものあたたかさがあるヒートテックのタイツの前に、オレは暑すぎるという居心地の悪さを感じたのである。
考えたら若い頃はパッチなどいらなかった。オレがパッチをはくのは年に一度、卒業式のあの寒い体育館の中で冷えていく下半身を守る為にスーツの下にパッチをはいていたのである。それが50代になる頃からどうも寒さに弱くなった。昔なら薄着でもOKだったのが、なぜか寒さに耐えられなくなってきて、それでパッチという卑怯な下着を着用するようになったのである。老人だから仕方ないのである。
若者はパッチなんかはいたらダメだ。男子高校生が体育の授業の前に着替えてる教室をときどきのぞくが、誰もパッチなんかはいていない。またオレも「高校生なのにパッチなんかはくなよ!」と公言する。かっこいいボクサーブリーフをみせびらかすのが紳士の隠れたオシャレである。オレが勤務する学園ではどんなブリーフやトランクスを穿いていてもいいのである。きびしい校則も、パンツやブリーフまでは規制していない。そこだけが唯一オシャレできる衣服である。おしり丸出しのTバックとか紐パンでもいいのである。ところが残念なことにそんな過激な生徒は居ない。どうしてもっとみんな冒険しないのだろうか。ドンキホーテで「加藤鷹の勝負パンツ」シリーズを買ってみようとは思わないのだろうか。
おっと、ヒートテックから話が脱線した。
オレの肌着のシャツは今は完全に夏はエアリズム、冬はヒートテックである。別にユニクロから広告宣伝費をもらってるわけではないが、いいものは間違いなくいいのである。よく似た偽物というか機能性下着をイズミヤやイオンで買ったことがあるが、やっぱりどこか劣るのである。そういうわけでオレは今の所ユニクロの一択である。
ヒートテックの暑すぎるタイツのせいで、オレの下半身はポカポカしているわけだが、大切な金玉もあたたかいというのは困ったことだ。そこは男性の身体の中で唯一冷やしておかないといけない部分である。だから身体の外にぶらさがってるのである。そんな大事なところがヒートテックのせいであたためられると、中で精子が死滅してるかも知れないのである。
そんなくだらないことを今日のオレは考えてしまった。全くもって恥ずかしいことなのである。ヒートテックのタイツはまだ早いので、もう少しタイツ無しで寒さを我慢しようとオレは思ったのだった。
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