2017年11月16日(木) |
ふざけるな加計孝太郎! |
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加計学園はどうして有名か。それは運営する大学がそろいもそろって国からの補助金目当てのFランク私大ばかりだからである。そこで集めた巨額のゼニは加計一族で山分けし、ついでに政治家への献金にも使われるというのがこの連中のシノギである。Fランク大学という名の貧困ビジネスをやっているろくでもない連中というのがオレの見立てだ。他の大学を退官になったジジイばかりかき集めてそれで教育ができると思ってるのだろうか。こんな情けない大学にオレは自分の教え子を絶対に送りたくないのである。
加計学園が韓国で学生募集のチラシを配布していたらしい。
ニュース記事を引用しよう。
学校法人加計学園が韓国で配った岡山理科大獣医学部の留学生募集パンフレットで、同大は2010年にノーベル化学賞を受けた鈴木章北海道大名誉教授らを「輩出」し「世界が認める研究成果を挙げている」と記述されている。鈴木氏は北大教授時代の1979年に発見した有機化合物合成法でノーベル賞を受け、北大退官後の94年に岡山理科大教授となったが、在任は1年間にすぎない。
岡山理科大での業績と誤解を招きかねない表現について、同学園広報室は15日、毎日新聞の指摘を受けて当該部分を削除するとした。
加計学園は獣医学部定員140人のうち20人を留学生枠とし、14日の設置認可前から韓国でパンフレットを配っていた。毎日新聞が入手したカラー6ページのパンフレットは「(獣医師は)日本の会社員の2〜3倍の高収入」とし、学園のホームページでもハングルで「日本で有名な名門学校法人」とアピールしている。
パンフレットによると志願資格は来春までに高校を卒業し、所定の日本留学試験を受けていることが条件。日本語600字の志望理由書などの提出も求めている。学園の系列大はアジアや中東などから留学生を受け入れている。【福永方人、金秀蓮】
この学生募集のチラシにはフライング疑惑もある。つまり、設置認可が未だ下りてないのに配布したということである。それも問題だが、何よりもこの誇大広告というかウソ宣伝の方がもっと問題だろ。
もっとも韓国の学生も日本の大学のランキングを知ってるだろうから、加計学園グループが基本Fランク大学の寄せ集めであることくらい知れ渡っているだろうとオレは思うのだが、そのあたり日本の大学に対して韓国の受験生がどんな評価を下してるのかがわからない。日本の獣医学部を卒業した学生が、韓国で獣医師資格を得るためにはもちろん韓国でも試験に合格する必要があるだろう。そのあたりの事情や韓国に於ける獣医学部の偏差値ランキングをオレは知らないので、この韓国での学生募集にどんな意味があるのかということもここでは判断や評価ができない。
加計学園グループの千葉科学大では薬剤師国家試験の合格数が極めて少ない。集まる学生のレベルにも問題があるのかも知れないが、老教授をかき集めてきたり、安倍総理のお友達を理事にしたりという人事にも問題があるのかも知れない。教育機関と言うよりは貧困ビジネスというのがその実態ではないだろうか。
大学がどんどん劣化していく中で文部科学省は基準を厳しくして、レベルの低い大学をどんどん廃校に追い込み、補助金の無駄遣いを減らすべきである。そうして大学のレベルを一定以上に保つことが求められるわけで、さまざまな設置基準を満たしていなかった加計学園獣医学部の設置を認めないという前川喜平氏の主張は正しかったのだとオレは思っている。それを総理の側近たちの圧力と、「忖度」という力がはごり押しで通してしまったのだ。
どんな形で加計学園獣医学部がスタートするのかオレは楽しみである。獣医学部を受験しようとしてる生徒に「加計学園は?」と訊いてみたら、「いや、そこだけは絶対に受けません!」というきっぱりとした答えが返ってきた。
←1位を目指しています! m(_ _)m