2017年10月26日(木) |
プリウスは欠陥車なのか? |
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認知症の老人の暴走事故が相次いでいるが、事故の映像を見ていていつも感じることがある。それはほとんどの事故車両が「トヨタ・プリウス」であるということだ。トヨタという日本一の企業を相手にして、テレビ局がその欠陥を問うような番組も作れないだろうし、そんなことを主張する自動車評論家がいればもう業界から干されてメシを食えなくなるだろうし、だから何のしがらみもないオレが書こうと思う。
プリウスのシフトレバーを見てオレは思ったのである。「どうやって使うのだろうか」と。どうやらこのシフトレバーは、入れてあるポジションで固定されるのではなくて、常に真ん中のポジションに戻るから、どこに入ってるかはセンターディスプレイに表示されるらしい。そう、ディスプレイはセンターにあってドライバーの目の前ではないのである。そういうクルマは運転したことないからわからないのだが、センター部分の計器類は自分がFTOに乗ってるときにわざわざ見ることなんかなかったなあと思う。もしかしたらプリウスのダッシュボードのデザインは人間工学的にアウトなんではないだろうか。
そしてハイブリッド車に搭載されている回生ブレーキの問題がある。これは通常のブレーキのようには効かないらしい。そういったさまざまなことが事故の要因につながってるのではないかとオレは想像するのだ。とにかく暴走事故の車両のプリウス率は驚くほど高いのである。
日本を支配してるのは広告業界である。たとえば衣料用洗剤の健康被害はかなり発生してるのだが、TVの洗剤のCMの多さを思うと、あの広告料に電通などの広告業界が支えられてるわけで、そんなことを報道するのは勇気が要るし、医師に中にも業界の意向を受けて嘘ばかり書いて本を出すクソ野郎がいる。ここであえて実名は上げないが、著書を読んで嘘ばかり書くなよとオレは腹が立ったのである。オレはその毒性を自分の身体で確かめたのである。
自動車業界関連の広告料は莫大だ。だから絶対にテレビ局は「プリウスの欠陥」について語ることができないし、新聞も報道できない。新聞なんて今や紙面の半分が広告で、完全に広告業界の軍門に降ってしまった。あんな広告だらけのものにオレは金を払いたくないのである。だからもう家で購読するのをやめて職場でいつも見てるのだ。
認知症老人の暴走事故というのが多数発生しても、プリウスは登録されている台数が多いので保険料率には影響しないのだろう。またオレの批判も全事故の統計を取って語ってるのではなくて、ただの印象を書いてるのだから実際は違うのかも知れない。
ただ、トヨタ自動車はちゃんと自社のクルマが起こした事故の原因を究明して、同様の悲惨な事故が起きないようななんらかの工夫を取り入れていって欲しいのである。
オレは当たり屋のDQNのせいで死ぬのはいやだが、認知症老人の暴走に巻き込まれて死ぬのももっといやである。なんでオレのような未来のあるオッサンが、何をしてるのかよくわかってない老人の暴走に巻き込まれて死なないといけないのか。そうした事故が悲劇なのは、認知症老人の「運転する権利」というかなり危険なもののために、通学中の児童の若い命が理不尽に奪われてしまうからである。横浜で起きた、自動車で徘徊する老人のために小学生が殺された事故の遺族にとって、その悲しみはどれほどのものであっただろうか。もっともあの事故の車両はプリウスではなくて軽トラックだったが。
トヨタ自動車は謙虚な気持ちでプリウスの事故に関して原因究明をしてもらいたい。それが日本を代表する自動車メーカーの崇高な義務である。
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