2017年10月25日(水) |
DeNAよ、なぜ勝ったんだ? |
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オレは阪神がDeNAに負けた時にいやな予感がしたのである。もしかしたらDeNAは広島にも勝つのじゃないかと。そのいやな予感は見事に的中してしまった。なんとDeNAは広島に4勝して日本シリーズに進出することになってしまったのである。
阪神があの雨中の泥仕合をやらず。天候を味方に付けてCSのフォーストステージを制していたなら、こんな茶番は起きなかったのである。阪神はきっちりと広島に敗れて、日本シリーズに出るのは広島ということになっていた。阪神は空気を読む球団である。リーグ戦で勝ったチームが日本シリーズに出るべきで、そのためにCSでは2位や3位のチームは星を譲るべきであるという大人のルールをわきまえて広島にちゃんと負けてくれる。オレはその結果を期待していたのだ。2位のくせにCSで勝つなんて卑怯なことは断じてしない(相手がクソ巨人なら別だが)そんな紳士のチームが阪神なのだ。
オレの価値観では日本シリーズに出るのは1位チームだけの権利であり、CSというのはただの客寄せ興行みたいなものであって、そこで本気になるのは大人げないことである。そうした大人の約束をなんでDeNAの連中は破ってしまったのか。今後もしもDeNAがリーグ優勝することがあっても、他チームはCSできっとDeNAを本気でつぶしに来るとオレは確信したのである。
DeNAはソフトバンクに通用するだろうか。「空気を読まない」ということは、プロ野球の世界のさまざまなお約束を知らないということなのかも知れない。
打席に入った投手にもどんどん死球を投げるとか、危険な体当たりをして併殺を逃れるとか、そんなケンカ野球を仕掛けてくるのかも知れない。Denaならそれくらいやってくるかもなのである。
まあこんなことを書いているオレは、実はDeNAの勝利を密かに願った一人でもある。阪神がDeNAに負けた時にオレはふと思ったのだ。「このままDeNAが突っ走ってこのCSのルールをみんなが見直したくなるようなことになって欲しい」と。そのためにはパリーグは楽天に勝ち残ってもらいたかった。しかしパリーグはソフトバンクを勝たせてしまった。ちゃんとお約束通りになったのである。空気が読めなかったのはDeNAだけだということになる。
DeNAのどこがいいんだ。首位打者がいて、打点王がいて、最多安打がいるというただそれだけじゃないか。阪神にないものをすべて持ってるというただそれだけのチームが日本シリーズに出てもいいのか。オレは断じて認めたくないのである。どうせなら、セパ両リーグの最下位(尻)のチームを対戦させて「日本尻ーず」という名称でプロ野球最弱チーム決定戦というのをやってもらいたいのである。あまり観に行く気は起きないのだが、野球ファンの中には自虐的な方も大勢いる。ぜひともその自虐対決をしてもらいたいと思ったのである。
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