2017年09月11日(月) |
阪神はDenaに3連敗すべきだった・・・ |
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9月8、9、10の3日間、阪神タイガースは甲子園で横浜Denaと3連戦を戦ってなんと3連勝してしまった。その結果Denaは4位の巨人に並ばれて3位の地位もあやうくなり、CSに出場できない可能性が出てきたのである。なんということだろうか。オレはこのことを大変残念に思っている。どうして阪神は八百長・・・いやそんなストレートの表現は避けよう。どうして阪神が負けた方がいいのか、それをオレは説明したい。
もしも巨人が3位になって、2位の阪神とCSを戦うとする。巨人には阪神に強い投手が複数いる。菅野や田口から阪神が点をとれそうな気はしない。ファーストステージで阪神はあっさりと巨人に敗れそうである。
ところがDenaなら話は別だ。対戦成績も阪神がかなり上回ってるし、何よりも阪神にとって大きなことは、相手がDenaならばエース級をつぎ込まなくても勝てるということなのである。先発投手の中でも5番手、6番手の投手を出して勝ちを拾い、その上で広島戦に勝つためのローテーションを組むことができるのだ。そこまで見据えた上で阪神は「なんとしてもDenaに3位をキープしてもらう」ことが必要だったのである。
ところが金本監督はあっさりとDenaに3連勝してしまった。オレが考えたような長期的な戦略、つまりCSで勝ち抜いて日本シリーズに出るという作戦を全く想定せずに目の前の1勝にこだわってしまったのである。
広島がもうすぐ優勝することは間違いない。それは既定の路線である。阪神は2位としてCSに臨むこととなる。マツダスタジアムという場所でCSのセカンドステージを戦うのだ。分が悪いことはわかってるし、ここはやはり広島に花を持たせるべきだろう。オレは阪神が日本シリーズに出ることはあまり期待していない。また今シーズンのセリーグの覇者である広島が出る方が理にかなってると思っている。
ただ、巨人というのはどうしようもないチームである。巨人軍関係者が球界全体の利益を考えてるという話は聞いたことがない。全く空気が読めてないのが巨人なのである。だから過去にも江川騒動とか、スタルヒン騒動とかが起きているのだ。
広島が勝って日本シリーズに行くべきところ、3位の巨人がCSを勝ち上がって日本シリーズに出ることになったらどうだろうか。オレはそんな不愉快な結末は観たくない。しかし巨人は平気でそんなことをやってしまうのである。自分の球団のことしか考えてない空気の読めない連中だからである。
巨人がセリーグで4位になればなんの問題も起きないのである。だからこそDenaにはがんばって3位を守って欲しいし、阪神もそれに協力すべきだったのだ。そんな大切なことを全く考えずに3連勝してしまった金本監督は、プロ野球にとって何がもっとも望ましい姿なのかという大切なことが全く見えていない。オレはそれが残念でならないのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m