2017年08月14日(月) |
果物泥棒を絶対に許すな! |
携帯用URL
| |
|
収穫前の野菜や果物を畑や果樹園からごっそりと持ち去るという外道的犯罪が最近なぜ増えたのだろうか。確かにそうした場所の監視は緩い。そういうところで盗むようなクソ野郎はいないという日本人のモラルを妙に信頼していたのかも知れないが、最近はクソ野郎が増えて来て、しかもそういう連中は農業に関しては素人だったりするから困ったことである。
神戸市の観光施設、「フルーツ・フラワーパーク」で梨狩りのために準備されていた果樹園から大量の梨が盗まれた。朝日新聞の記事を引用しよう。
果樹園で梨5700個盗まれる 熟す前「売れないのに」
8/14(月) 20:55配信 朝日新聞デジタル
神戸市の外郭団体が運営する観光施設「フルーツ・フラワーパーク」(同市北区)の果樹園で、梨の木94本から約5700個の実がもがれ、盗まれた。
重さ計約2トン、被害額は約100万円という。5日の農薬散布時は異状がなかったが、職員が10日に被害に気づいた。今月中に梨狩りを始める予定だった。
ただし、大半の梨はまだ熟しておらず、もいだ後は甘くならないという。担当者は「相当時間がかかっただろうが、転売しようにも売れないのでは」。
おそらくこの盗んだ連中はロードサイドとかで売ろうとするのだろう。買う人は熟してないはずれをつかまされるわけだから、きちっと試食してから買うべきである。
さて、現在のDNA鑑定の技術を用いれば、梨を盗まれた木と、盗まれた梨の実のDNAが一致することで個体識別ができるのではないだろうか。オレはこのような犯罪を絶対に許せないと思っているし、この事件を起こした犯罪組織の連中は全員20年くらい刑務所にぶちこんでやれよと思っている。だからこそ絶対に捕まえて欲しいのである。ただこのような犯罪の場合、仲間を裏切って告発した者だけ無罪にして報奨金を与え、他のメンバー全員を長期の懲役刑にするなどということを警察が発表すれば即座に仲間割れが起きて逮捕につながるだろう。殺人以外の犯罪ではどんどん日本も司法取引制度を導入してもらいたいのである。
山形のサクランボ農家から収穫前の「佐藤錦」が盗まれるという事件を聞いてオレはどうしようもなく腹が立った。金銭的な損害だけではない。盗まれた農家の受けた精神的ショックはゼニでは換算できないものである。そうした被害に対していまの法制度はまるで対応できていない。
農作物を盗むという犯罪の場合、必ず実刑にするとか、賠償金と同時に農家での労働奉仕10年間を義務づけるとか、罰を徹底的に重くしてもらいたいのである。こんな不愉快な事件は絶対に起きないようにしてもらいたいのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m