2017年07月17日(月) |
パチンコ出玉規制にオレは賛成だ |
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ギャンブル依存症を無くすにはどうすればいいのか。そんなこと簡単である。ギャンブルをなくせばいいのである。覚醒剤中毒を無くすためには覚醒剤を与えなければいいのだし、セックス依存症を無くすためには相手がいないような世界に隔離すればいいのである。そんな簡単なことを実行せず、なんと国が出してきた方針は「出玉規制」だったのである。オレはあまりのバカバカしさにあきれてしまったのである。
こんな規制をして喜ぶのは誰か。それはパチンコ店側である。
パチンコ依存症の方々というのは基本的に馬鹿である。トータルで計算すれば負けているのに、そして今後もその確率で負けることが確実なのにそれでもパチンコ屋にゼニを寄付することをやめないほど物事の正常な判断ができない状況なのである。
そしてギャンブルというのはそういう馬鹿がいればいるほど胴元がもうかるようになっている。これは競馬競輪のような公営ギャンブルだけではなくて、宝くじなどもそうなのである。50%も控除されて胴元にテラ銭で持っていかれるのがアホらしくてオレは宝くじなんか買わないが、世間にはそのカラクリをわかってないのか宝くじ購入者が多いのである。
さて、今回出玉の上限を規制して「大当たり」を出さなくすることで、簡単に負けを取り返せないようにしてのめり込まないようにするらしい。なんだか笑ってしまうのである。そんなことをしても、負けるヤツは相変わらず負けるわけである。これまでは大負けしてもその日のうちに取り戻すチャンスがあったが、この規制によって負けを取り戻せないようになるということなのだ。負けた客はそのまま負けっ放しということなのである。なんと理不尽なことだろう。
中途半端な状態でこのギャンブルを放置して、明らかに賭博であるのに禁止もしないで野放しにしているのはどうしてか。それは警察OBがパチンコ業界へ天下りするためであったり、もっと別の賭博に行くよりはマシと考えているからである。
2chで使われるようになった罵倒文句で「パチンカス」という単語が存在する。これは見ればわかるように、「パチンコ」「チンカス」の二つの語をくっつけたものであり、パチンコするような連中はチンカスなみのレベルだというという差別的な言葉である。
さて、今回導入される出玉規制でパチンコ依存症の方は減るだろうか。オレは全く効果はないと思っている。店ごとに大当たりの金額に上限があっても、別の店に行って続きをやればすむだけである。そんな規制は何の解決にもなってないのである。ド田舎すぎて地域一軒しかパチンコ屋のない所ならば効果はあるかも知れないが、基本的に都会にはいくらでもパチンコ屋があるからだ。
今回の規制で客の負けが大きくなることは確実だ。客の負けは店の儲けである。そういうふうに考えた時に、パチンコ業界の連中が自民党に巨額の献金をしていることは結局「ゼニで自分達に有利な法律を作らせた」というわかりやすい構図である。
出玉規制の対極にある、0.1円パチンコのようなものがもっと普及すればとオレは思っている。だったら子どもの小遣い程度の小銭で遊べるからである。
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