2017年06月04日(日) |
なぜ巨人は10連敗したのか |
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交流戦が始まっても巨人は勝てず、とうとう10連敗してしまった。阪神ファンであり、アンチ巨人であるオレとしては、巨人が負ければ負けるほど楽しいわけだが、それにしても今年の巨人は弱すぎる。どうしてこのようなことになったのか。オレはどうも思い当たることがあるのだ。それは5月24日の甲子園での阪神巨人戦である。その試合で巨人の吉川の直球が阪神の鳥谷の顔面を直撃し、鳥谷は鼻骨骨折で血を流して倒れた。おそらく多くの阪神ファンが
なんてことするんだ馬鹿野郎!
と反射的に感じたはずである。ぶつけた吉川を許さない。主力選手をそうやって欠場させて試合を有利にしようとする巨人軍を絶対に許さないと多くの阪神ファンは思ったはずである。その強い怒りの気持が怨念となって巨人軍を押しつぶしたのか、なんとその日以降巨人はずっと負けているのである。
ツイッターではこの現象を「鳥谷の呪い」と分析している人も出てきたし、オレもそれを見て「なるほど」と思った一人である。
10連敗したチームがリーグ優勝した事例があるのかどうかはわからないが、セリーグはどうやら阪神と広島の争いという感じになってきた。このまま両チームが優勝争いするならばやはりあの阪神が0−9の劣勢からひっくり返した試合が今シーズンの鍵を握っていそうな気がするのである。
どうして巨人はこんなことになってしまったのか。おそらく「負け慣れ」していない多くの巨人ファンは、今どうしようもない精神状態に追い込まれてるのだろう。阪神のあの長い暗黒時代を知るオレとしては、ちょっと10連敗したくらいたいしたことないと思うのだが、常勝軍団であることしか知らない巨人ファンは、まるで今の状況を「この世が終わったかのような痛み」として体験しているはずである。(ざまあみろである。)
できることなら巨人軍にはさらに負け続け、中日やヤクルトにも抜かれて最下位を味わってもらいたい。そうして下位チームの悲哀を十分かみしめてもらいたいのである。
東京ドームの観客もきっと減ることだろう。それでいいのである。このような状況になった原因の一翼を担ってるのは親会社の読売新聞社である。
読売新聞がマスコミの大切な役割を忘れてただの御用機関に成り下がったことは世間の誰しも知ってることだが、そんなクソみたいな親会社の行為に対する報いが、今回天罰のように巨人軍に降りかかったのである。
オレは巨人軍に「因果応報」という言葉を贈りたい。
鳥谷の顔面へのデッドボールは多くの阪神ファンに悲しみを与えた。巨人軍はそんな無礼なことをした試合で、普通ならお詫びに相手に星を献上するはずの試合も勝ってしまった。そんな礼儀知らずのクソ球団に、その後でしっかりと報いがあることは全然おかしくないのである。
巨人軍に連敗脱出方法があるとすれば、無償トレードで選手を阪神に譲渡するという形で生け贄を阪神に捧げるとか、次の対戦カードで阪神に3連敗して「お詫び」キャンペーンということにするとか、いろいろとやり方はあるはずだ。
しかし、オレとしては呪いが解けずに巨人が永遠に負け続けることの方が面白いのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m