2017年04月15日(土) |
北朝鮮、破滅のシナリオ |
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北朝鮮の金正恩がとうとう暴発しそうである。さて、オレは近々起きることをオレなりの予想で書いてみたい。もちろんこれはすべてオレの憶測であり、架空戦記の小説みたいなものとして読んでもらいたい。
もしも金正恩が核実験を強行するとかいうことになれば、シリアに打ち込まれたミサイル同様に米艦隊からの巡航ミサイルが核施設や弾道ミサイル発射施設を破壊するだろう。北朝鮮の潜水艦から発射する予定のミサイルはまだ発射実験を経ていないので、仮に発射されても洋上に落下するだろうとオレは思っている。もちろんそれが日本の都市に落下する可能性もないとはいえないのだが。
開戦と同時に北朝鮮軍はソウルに侵攻し、数時間で占領するだろう。逃げ遅れた市民にはかなりの犠牲者が出ることが予想される。朝鮮戦争の時に起きたようなことが再現されるのである。韓国の市民が大勢戦火に巻き込まれることとなる。ただ、北朝鮮軍の最大の問題は物資の補給である。兵站が伸びきった時点で侵攻はストップする。在韓・在日の米軍が戦闘に参加し、日本の自衛隊も「集団的自衛権」の発動で参戦し、サヨクの方々は国会前で「海外派兵反対」と叫び(隣で戦争が起きていて、いつそれが日本に飛び火するかわからないのに無責任なことを言えるのが馬鹿サヨクの特徴である。)、日本国内でも世論は二分されるだろう。
米空軍の攻撃で地下壕に逃れていた金正恩やその側近たちが殺されることで戦争は終結する。司令塔を失った軍隊はただのならず者の集まりでしかない。
さて、北朝鮮をどこが支配するのか。韓国は「祖国統一」を掲げてその領有を主張することだろう。しかし、ロシアや中国はそれに強硬に反対することになる。これまで自分たちの子分のような社会主義国家がそこに存在したのが、いきなり米国の勢力下にある資本主義国家がやってくるのである。中国にしてもそれは困ったことである。むしろ中国は北朝鮮を自国の保護国にすることと望むだろう。どうしたらそうなるのか。
オレの憶測なんだが、開戦して北朝鮮軍がソウルに進撃し始めたとき、中国は人民解放軍を国境地帯から越境させてくるだろう。北朝鮮の敗北を予想して中国は領土拡張を狙ってくるはずである。中国の思惑は、そこで北朝鮮攻撃を米国一国に任せることで自国の貢献度を下げれば領土が取れない。北朝鮮全土とまではいかなくても、半分くらいは中国のものにしたいと思っているはずだ。中国の侵攻は金正恩は予想していない。そして中国軍がまたたくまに無防備な北朝鮮の国土を征圧できることは明らかである。北朝鮮の備えは南にしか向いていないからだ。
韓国と中国によって分割された北朝鮮がその後どのような形で戦後処理を受けるのかは予想が付かない。ただ、戦争自体は短期間で終わる。湾岸戦争時のイラク攻撃に比べて北朝鮮はあまりにも面積が狭い。北朝鮮という緩衝地帯を失って中国は韓国と国境を接することとなる。
もしも偶発的に北朝鮮国内で米軍と中国軍が衝突すれば・・・それはオレが一番恐れる第三次世界大戦へのプロローグとなるかも知れない。そうなれば必ずロシアも参戦する。在日米軍の基地を叩くためにロシアは北から侵攻してくる。日本は両勢力のぶつかり合うところだから戦場になることは間違いない。核攻撃が行われれば日本列島はひとたまりもない。米露の双方の暗黙の了解のもとに本土への核攻撃をしない代わりに日本に核が打ち込まれることになる。
このように北朝鮮の破滅は同時に日本の破滅をもたらす大戦争になる可能性を秘めている。オレは事態の成り行きを慎重に見守っているのである。
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