2017年01月19日(木) |
さよならスバルドミンゴ |
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我が家のお買い物用のクルマは、1998年式のスバルドミンゴである。標準装備のカセットテープ式のオーディオはとっくに壊れてる。それでちゃんと音楽が再生できるようにとCDプレイヤー付きの安い車載用のオーディオ機器を求めてオートバックスに行ってみたのだが、昔たくさん並んでいた売り場はすっかりと雰囲気が変わり、ナビばかり売っていて、片隅の小さな棚に申し訳程度にCDデッキが置かれているという状況だった。もう古い1DINタイプのオーディオ機器は買う人もないのだろうか。
ただそうして生き残って販売されている製品はかなり高性能化が進んでいて、たった8500円なのにCD、MP3、iPodなどに対応していて、かなり使い勝手はよさそうである。取り付け工賃3500円を払って付けてもいいかも知れない。
ただこのドミンゴはすでに満身創痍なのだ。走行距離こそ11万5000キロほどだが、まずバックドアのステーが馬鹿になっていて、ドアを支えることができない。バックドアを開けるときは二人がかりで、一人が必死で扉を持ち上げていないといけないのである。重たくて死にそうである。スライドドアも固く重く、子どもには絶対に開けられないのである意味安全である。エアバッグは装備されていない。集中ドアロックはとっくに壊れている。オルタネーターが死にかけてるのかきちっと充電できず、エンジンを切った状態でうっかりハザードを付けるとすぐにバッテリが上がる。だからエンジンを切るときはすべての電装品を切ってからということになる。始動時にエアコンのスイッチが入ってると即座にバッテリが上がる。
そんなポンコツ状態のクルマをだましだまし運用するのももう限界だ。今年のお正月に妻の実家に出かけたときも、長男を迎えに行くためにコンビニに駐めたらバッテリが上がって動かず、ロードサービスを呼んでしばらく待ってる時に再度チャレンジしたらなぜかエンジンが掛かって、ロードサービスを断ったということがあった。「いつ止まるかわからない」状態ならば、もはや乗り続けるのは危険である。そういうわけで代替の中古車を探すことにしたのである。
このスバルドミンゴは昔の軽自動車の外寸しかないのに排気量は1200ccの普通車で7人乗車できる。だから昔は家族旅行に活躍したのである。息子たちを乗せて高速で遠くまで出かけた。松江や小豆島、信州へも出かけたことがある。その時期にはこうした7人乗り小型ワゴンがいくつかあった。ダイハツの「アトレー7」などライバル車も存在するカテゴリーだったが、トヨタ「シエンタ」などのもっと広々とした7人乗りモデルの前に完全にその存在意義を失って消滅したのである。
今の購入候補は、ホンダアクティ、スズキエブリィ、ダイハツアトレーなどの箱形軽自動車である。荷室スペースが広くて、自転車を載せたりできて、引っ越しや大きな荷物の運搬にも役立つという条件で探しているが、年間の走行距離はせいぜい3000キロくらい、妻の近所のお買い物と、母を乗せての墓参りくらいしか使うことはない。だからとにかく安ければそれでいい。ドミンゴの車検が3月にあるので、その車検に掛かる費用分+αくらいで買えるようなものを手に入れることにした。
ネットで中古車情報を検索すると、普通車ならタダ同然の出物はけっこうあるが、軽自動車は高年式、多走行車でも割高な値段がついていて驚く。私が考えてるような出物はあるだろうか。
ドミンゴには母が運転中につけた大きな凹みがある。母は少し前に免許を返納したのだが、考えたらこのドミンゴが何度か経験した事故はすべて母の運転中に起きていた。早々と免許を返納させたのもよかったのかも知れない。母が運転するためにあえてMT車を選ぶ必要もない。代替車は我が家で初のAT車になることは確実である。
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