2016年05月21日(土) |
なぜ東京都議会は舛添不信任決議をしないのか? |
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政治資金で私腹を肥やしていた守銭奴、舛添要一東京都知事はいっこうに辞める気配はない。都知事をしている限りゼニはたんまり入ってくるわけで、そんなおいしい地位を彼が手放すわけがない。ここまで次々とゼニに関わる問題が暴露されながらも居座る恥知らずの行動には恐れ入る。まともな人間なら切腹して死んでお詫びをするべきだろう。警察は彼の一連の蓄財行為を「業務上横領」容疑で即座に逮捕すべきだろう。証拠はいくらでも週刊文春が見つけてくれる。
もちろん、本人が辞任しなくても彼を辞めさせる方法はある。それは都議会が彼に対して不信任決議案を出すことだ。そうすれば即座に彼を知事の座から引きずり降ろせるのである。しかし都議会議員たちにもそうしたくない事情がある。それはこうした「公金横領」をしているのは何も舛添知事だけではないからである。おそらく都議会議員の多くがなんらかの形で公金横領をして蓄財してるのだろう。私的な飲食の経費を政治資金で埋めるなんてことも日常的に行われてるのだろう。もしも不信任決議案など出せば、逆ギレした舛添に議員の公金横領を暴露されることになりわけで、そんな地雷を踏みたくないというのが議員たちの本音なのである。なんとも情けない話である。
都議会議員たちの本音を言えば、上に立ってる人間が清廉潔白の切れ者だと困るのである。それよりも舛添のような腐ってる人間の方がはるかに楽である。腐ってる人間には部下の腐敗を指摘することはできない。都議会議員たちにしてみても自分たちの悪をうまくかばってくれそうな同類が知事である方がありがたいのである。
その舛添知事、なんとケチのくせにわざわざ弁護士を雇って自分のゼニの使い方を精査させるらしい。いやはや、全く意味不明の行為である。あんたほどゼニの計算に細かい人間ならば、当然のようにすべての金の流れはご自身が把握されてるだろう。それを弁護士を使っていかにも「調べました」というアリバイ作りをして、なんとしても知事としての任期をつとめあげ、次はないと思うので都知事でいられる間にとことん蓄財しまくろうというのがミエミエである。
毎年共産党以外が受け取っている巨額の政党交付金はいったい何に使われたのだろうか。舛添要一は国会議員の時に受け取った政党交付金400万円をネコババしたと週刊文春は報じている。そんなふうに蓄財してるのは何も舛添一人じゃないだろう。金額の多寡はあるが、多かれ少なかれそのゼニは政治家の資産に化け、その一方で「政治献金」という賄賂はいっこうになくならず、政治とゼニの問題はいつまでも解決しない。そうして日本の政治はいつまでも利権政治のままなのである。与党議員はちっとも国民の方を向かずにゼニをくれる財界の機嫌ばかりとっている。だったら政権交代させればいいのだが、野党も旧民主党の情けなさを見れば国政を任せる器にはほど遠いことを国民はすでに理解している。
もうこの国には未来はない。滅びに向かって進んでいくだけだが、それを阻止できるような一発逆転の戦略をたてられるほどの慧眼の士は今の与党内にはいない。もはやこの腐った政治を変えるには独裁者しかない・・・と国民が思い始めたらどうなるのだろうか。もしもオレが独裁者になれば、国会議員の報酬をすべて廃止して、全国会議員を乞食にしてやるよ。国会の前で座って国民にゼニを恵んでもらえ!と。
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