2016年05月16日(月) |
東京オリンピックを辞退しようじゃないか |
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2020年東京オリンピック招致にまつわる疑惑が報道されている。コンサルタント会社に払ったゼニが賄賂そのものであり、それが票のとりまとめにつながったことはほぼ確定だろう。こんなうさんくさい方法で決定した五輪開催になんの価値もない。潔く招致を辞退して開催地を白紙に戻すのが日本の取るべき手段だと思う。
そして日本は宣言するのだ。「こんな卑怯な形でしか開催都市が決まらないのならば、日本は今後一切立候補しない。」そう、武士道精神で「卑怯」という行為を否定するしかないとオレは思うのである。参加はしても開催はしない、それでいいじゃないか。
なんのためにオリンピックをするのか。それで誰が儲かるのか。結局は税金を使って巨大なスタジアムを建設し、土建屋がウハウハ言うだけじゃないか。これから日本の人口はどんどん減っていき、国家としてどんどん「縮小」していかないといけないというのに、どうして無駄になることがわかってるインフラ整備にゼニを使うのか。リニア新幹線や新規の高速道路建設も含めてもはやそんな時代じゃないという意識を国民が共有しないといけないのである。オリンピックなんてものをありがたがる時代は終わったのである。
ワールドカップの招致やオリンピックの招致が巨大な利権となり、その利権に広告会社が絡んで巨額の利益を上げ、金持ちがさらに金持ちとなってそのゼニを隠すためにタックスヘイブンを利用し、いったい誰が幸せになったのか。スポーツ選手が自分の肉体を極限まで酷使し、時には勝つためにドーピングまでしてボロボロになってメダルを獲得する。そんなことをもう辞めようじゃないか。メダルをもらったスポーツ選手の価値を高めるために作られた感動物語とかもうオレはうんざりだ。すべてその背後で金儲けをしたい連中の思惑通りじゃないか。今後一切そういう活動を放棄してみたらどうなんだ。
東京オリンピックを辞めれば巨額の税金を使わずに済む。そのゼニは国民の生活を豊かにするために使えばいい。やる気はあってっも貧しい子どもがちゃんと学校に行けるように援助すべきだろう。親の虐待で苦しんでいる子どもが居れば親から引き離すべきだろう。保育所が足りなくて困ってる親が居れば保育所を建設すべきだろう。別に東京オリンピックがなくなっても、一般庶民は誰も困らない。それで困るのはオリンピックを利用して金儲けをたくらんだ一部の金持ちや利権に一枚噛んでる連中だけで、そんな奴らがどれだけ困っても大多数の国民にはなんの関係もないことだ。「オリンピック招致を辞退する」という大英断をこそオレは望むのである。
もしもオリンピック開催中に大地震が起きたらどうなるのか。オレは以前に日記にその心配を書いた。サミット開催中に南海トラフ大地震が起きたらどうなるかということも書いた。もちろんそれらは「杞憂」だ。しかし、100%ないかと言われれば、オレは「ない」と答える自信は無い。ただオレは、世界中のいろんな場所の中で、東京や日本が比較的危険な場所であるということだけは自信を持って断言する。日本が開催を辞退すればその心配は100%なくなるのである。
いやもう地震などは関係なく、こうして招致にケチがついたオリンピックなどやめてくれ。オレは日本人として恥ずかしいのだ。開催都市決定というのが賄賂が飛び交うイカサマな仕組みであり、そのイカサマを利用して東京がその開催権を手に入れたということが不快なのである。そんなものいらないのである。日本人としての誇りを示してもらいたい。トルコが降りたのは、「賄賂合戦なんてばかばかしい」と思ったからじゃないのか。
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