江草 乗の言いたい放題
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2016年02月17日(水) 誰が野田哲範さんを殺したのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 2月11日午前11時15分ごろ、兵庫県西宮市久保町の路上で、駐車中の乗用車から煙が出ているのを通行人男性(63)が見つけ、110番した。後部座席に七輪が置かれ、運転席で男性が死亡していた。外傷はなく、練炭自殺を図ったように見せかけられていた。ただ自殺にしては遺体の損傷が激しかったので、西宮警察署では解剖を行ったそうである。解剖すれば死因も明らかになるし、これが自殺を偽装した殺人であるならばすぐにわかったはずである。

 しかし、西宮署は2日後に、死んだのは衆議院議員山田賢司氏の元公設秘書であった野田哲範さんであると発表し、死因は自殺とし、その理由として遺書メールが送られていることとした。この二日間の間に、加害者側と警察の間にどんな取引があったのだろうか?

 野田哲範さんは衆議院議員山田賢司氏による秘書給与ピンハネについて告発してきた。野田さん自身が運営するブログでもそれについて書かれていた。しかし、ブログの当該記事はいつのまにか削除されてしまっている。

 山田議員の疑惑について告発しようとしていた矢先のこのなぞの死である。あまりにも怪しくないか? そしてこの件に関して、神戸新聞が第一報を報じた後、すべてのマスコミが全く触れてないのはなぜか? もしかしたらここには重大な事実が隠されているのにマスコミには箝口令が敷かれているか、これが警察や自民党を巻き込む大スキャンダルにつながるために怖くてどこも書けないということではないだろうか。

 もしも自民党の関係者が殺人教唆とかで検挙されれば政権が吹っ飛ぶほどのスキャンダルである。もっとも実行犯の暴力団は決して依頼主を明かさないだろう。そしてそれが明らかであればあるほど怖くてマスコミはどこも全く触れないのだ。うっかり何か報道したらその新聞社がつぶされたり、電波を止められたりするのである。だってこないだ高市大臣がそう発言したところである。報道は決して公平であってはならないのである。

 警察も同様である。兵庫県警の中の誰もが組織の論理で動いている。この件は「自殺」の方が都合がいいということになったのでもう終了なのである。残念ながら杉下右京はテレビドラマの中にしかいない。現実の警察にはそんな骨のある正義漢など一人も居ない。

野田氏は生前、山田議員の政治資金収支報告書について、以下のように語っていたという。「自分は事務所を2014年9月に、離れているにもかかわらず、会計責任者とされ、勝手に印鑑を金額などの訂正に使用されている。これは公文書偽造ですよ」つまり、山田議員の政治資金の不透明な流れに関して野田さんが決定的な事実を何かつかんでいて、その中には公表されたくない事実が何かあるために口封じのために殺されたのではないかという可能性をオレは思うのだ。実際に野田さんは1月27日には、神戸地検で山田議員の告発の件について検事と面談もしているという。

 野田さんは、殺される前日の深夜、複数の知人に『遺書メール』を送っていることになっている。おそらくその時にはすでに拉致監禁されて携帯電話を奪われ、誰かに本人なりすましのメールを送られてしまったのだろう。もしかしたらどこかの暴力団組織が実行犯グループなのかも知れない。メールの内容は「事情がありこの世を去ります」という簡潔な内容だったという。どう考えても怪しすぎる。またこのメールは、さほど親しくはない知人に送られており、その一方で遺書を送るなら当然含まれるはずの本当に親しくしていた友人には送られていなかったのである。メールが届いた人も『なぜ私に?』と困惑顔だったというが、誰かが勝手に携帯を操作して偽装メールを送ったのならきっとそうなるだろう。

 野田哲範さんは殺されてしまった。考えたらこれまで政治家の秘書はどれだけ殺されてきただろうか。民主党政権の時も鳩山氏の秘書や小沢氏の秘書が死んだ。それで当時秘書が殺されることを「友愛する」と呼んだ。与党野党関係なく、政治家の秘書というのは給与はピンハネされるわ都合悪くなると殺されるわ全く割に合わない存在なのである。主君への忠誠のために殺されるならまるで戦国武将の家臣である。

 今回の事件、オレは自殺に偽装された殺人事件であると思っている。しかし兵庫県警西宮署は早々と「自殺」という発表を行った。そうしてマスコミ各社は一斉にこの件の報道を差し控えた。野田哲範氏のブログの、山田議員に関する記事はこっそり削除された。野田さんのパソコンや携帯電話はいまどこに捨てられてるのだろうか。犯人グループは殺害後に野田さんのブログにアクセスして勝手にその中味を改竄したのである。今頃はもうパソコンは粉々に破壊されて証拠隠滅されてるかも知れない。少なくともオレが事件を知った直後には野田さんの告発はブログに残されていた。いったい誰が消したのか・・・ということになれば、それが都合の悪い連中しか考えられない。

 野田哲範さんには高校生の娘さんがいたという。彼女は正義のために戦おうとした自分の父を突然奪っていた連中に対して、どれほど激しい怒りを感じているだろうか。これから正義のための戦いをしようとしている人間がどうして突然に自殺などするのか。オレは今回の黒幕の連中の外道どもを絶対に許したくないのである。

 もしもオレが突然この暴言コラムをやめてしまったら、それはオレの書いたことで都合の悪くなる誰かに拉致されて殺されたからである、生きている限りオレはここで正義を訴えることをやめるつもりはない。


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