2016年01月19日(火) |
手数料無料でゼニを振り込む方法 |
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一人暮らしをしている長男が家賃を銀行振り込みで払っているのだが、毎回その手数料が432円もかかるのである。一年間で合計5000円以上になってしまうという。いくら家賃が安くてもこういう手数料も家賃と同じようにかかってくるわけで、もしかしたら振り込み手数料の安い銀行はあるのだろうかと検索して調べたらちゃんとあった。住信SBIネット銀行である。月3回まではなんと「タダ」で振り込みできるという。そして4回目からも154円で振り込めるのである。安すぎるじゃないか。オレはそれを知ってすぐに長男に「今すぐに住信SBIネット銀行の口座を作れ!」とメールした。
このSBIネット銀行、調べれば調べるほど便利さがわかってきた。支店を持たないネット銀行なので、ATMはイオン銀行やセブン銀行のものが24時間手数料無料で使えることとなっている。幸いオレの行動範囲内には三菱東京UFJ銀行のATMと同じくらいセブンイレブンやイオンモールがある。だったら利便性は同じようなものだ。
さて、メインバンクを今まで使用してきた都市銀行から、このネット銀行に移すとして、さて資金の移動をどうやってしようか・・・と思ったのだが、考えればUFJで引き出して、それをセブンイレブンのATMで住信SBIネット銀行に入金すれば済むことである。UFJのATMからセブンイレブンまで徒歩で現金を持って移動すればいいのである。ただ、途中で暴漢に襲われてゼニを奪われるということが、治安の悪い地域なら起きるかも知れない。しかし、その資金移動もタダでできる方法があるのだ。それが株取引や為替取引の口座を使うという方法である。
たとえばFXの取引会社やマネックス証券やSBI証券というネット専業証券会社に入金する場合、たいてい手数料が不要なように入金口座は主な都市銀行すべてのものが用意されている。そして銀行は同一銀行の支店間の振り込みは無料にしているところが普通だ。オレがマネックス証券に株取引の資金を入金する場合、マネックス証券がUFJ銀行に用意している口座に振り込むという方法をとる。そしてオレがマネックス証券に預けたゼニを引き出すときは、マネックス証券からUFJ銀行のオレ名義の口座に振り込まれるのである。証券会社やFX会社からゼニを引き出す場合の振り込み手数料は基本的に向こう持ちなのである。だったら、証券会社やFX会社から引き出したゼニが振り込まれる口座を、住信SBIネット銀行にしておけば、手数料無料で資金移動が完了するのだ。
この方法の欠点は、証券会社からの引き出しにはタイムラグが生じるということ、そして即時入金に対応している金融機関を確認しないといけないということくらいだろうか。オレの場合はたまたま使ってる金融機関が対応していたからよかったが、マイナーな銀行を使ってる人は一度確認が必要である。ただ大事なのは、「大金を持ってATMを操作する」という行為が不要になって、すべてパソコン上(またはスマホ上)の操作で資金移動が完結するということなのである。
証券会社の場合、引き出した資金が手に入るのは翌営業日だが、FX会社の場合は14:30までならその日に引き出せるというところもある。だったらあまり待たなくてもいいのである。
さて、こうやってうまくやれば安くなる振り込み手数料なんだが、客から巨額の振り込み料を受け取っておきながら、節約している連中がいるような気がする。よくテレビCMで「過払い金の返還は・・・」と流している事務所の方々である。ああいうところは顧客のゼニを預かるときに「振り込み手数料」という形で一回一社あたり1080円とか要求するわけだが、全国チエーンで多くの顧客を抱えてる法律事務所の場合、顧客の代行返済をするローン会社一社あたりの毎月の振込額も数億とかになるわけである。1億円振り込む場合、100万円を100回にわけで振り込むだろうか?そんなことはありえないのである。
たぶん客からは細かくむしり取り、その一方で自分が払う振り込み手数料は上手に節約しているに決まってるのである。もっともこれはオレの単なる憶測で、もしかしたら基本的に法律事務所は律儀に細かく分けて振り込んでいるのかも知れないのである。だったら疑ってごめんなさいなのである。ただオレが税務署の人間ならば、そういう法律事務所がどれだけ振り込み手数料を金融機関に支払ってるのかチェックして経費の不正を暴くだろう。
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