2015年07月20日(月) |
安藤忠雄の責任を追及せよ! |
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総工費が2500億円以上ということで計画が見直されることになった新国立競技場だが、「変更不可」と言い張った文部科学省の役人どもは全員クビにすべきだと思っている。このような官僚の硬直した対応がこれまで多くの悲劇を生み、国民を困らせてきたことは事実だからだ。
さて、2500億円以上という金額は当然その工事を引き受けるゼネコンの試算なんだが、そもそもどれくらい掛かるかと言うことは専門家にしかわからないわけで、その工事は難しいからこれくらいかかりますよと言われればそれを信じるしかない。つまり変な工事を頼めば結局は相手の言い値で払わされてしまうということなのだ。だからこの金額がそもそも施工側のぼろ儲けのために吊り上げられた金額だという認識を持たないといけない。
東日本大震災の復興のために人が足りないとか、資材の価格が高騰してるとか、計画よりも費用がかかってしまう理由はいくらでも後付け可能である。そして一度引き受けてしまえば総工費がどんなに膨らんでも払ってもらえる。何しろ相手は国なんだから倒産する心配もない。民間業者の場合はゼニを払う前に倒産している可能性もあるからなあ。
オレは今回の混乱の中で一番腹が立つのはやはりあの無責任ジジイの安藤忠雄である。このジジイがイラクの建築家のなんかUFOみたいなアワビみたいなおかしな形のヤツを採用したからこうなったわけで、しかもその後で「どれくらいかかるかはわからなかった」と語ってることだ。おまえはこれまでワケのわからない変な形のものを税金で造らせてどれだけ国民に迷惑をかけてるかわかってるのか。
しかもその建築物には利用者の利便性や合理性という視点が全く欠けている。欠陥建築物のオンパレードである。改装した渋谷駅がどれほど酷評されてるのか知ってるのか。通勤時にこれまでよりも歩く距離が長くなって余計な時間をとられ、多くの人がおまえの設計した渋谷駅に対して文句を言ってるのだ。そのことがわかってるのか。そもそも駅の設計とかおまえのような交通土木工学の知識のないクソ野郎には無理だったのである。どうして素直に「無理です」と言わなかったのか。安藤忠雄が自分の能力ではできないものを引き受け、結果として欠陥構造物を造った結果、毎日数万人の人が困ってるのである。なんと迷惑なジジイだろうか。日々通勤に渋谷駅を利用する者の迷惑は国立競技場の比ではないのである。
安藤忠雄は2018年に完成予定のJR熊本駅駅舎の建て替えにも関わっている。熊本駅の駅舎は九州新幹線開業に合わせて建て替えが決定していた。熊本県は2007年、5億6000万円の費用を想定していた。ところが、県が改めて安藤忠雄のデザインを基に費用を算出し直したところ、約6倍の30億円になってしまったのだ。これは熊本県議会などで大問題になり、最終的に費用を24億円まで圧縮したというが、それでももともとの予算額の5倍である。安藤忠雄には予算に合わせて設計するという感覚が全くないのである。
オレは機能と美しさを融合させた建築物が好きだ。工業デザインにも興味がある。細部まで工夫されて造られた古い建物の持つ価値を深く愛している。しかし大阪にいくつかある安藤忠雄の設計した建物にはそうした機能美は全く感じない。ただ「アホか?」と思うだけである。狭山池博物館のあの動線の悪さはなんだ。なんで入り口があんな変テコな場所についてるんだ。入場無料でただ維持費だけがかかる無意味なハコモノにどうしてこれだけゼニをかけてしまったのかと理解に苦しむのだ。
近つ飛鳥博物館もそうだ。意味もなくデカいコンクリート打ち放しのハコモノを造ってしまい、展示物といっても「修羅」以外にたいしたものがないのでハリボテでいろんなレプリカを造ってただ並べてるというだけのシロモノだ。最大の展示物というのは安藤忠雄設計のその奇妙な建物というなんとも馬鹿馬鹿しい施設である。たいして入場者もいないこの施設の維持費にどれだけの税金がかかってるのだろうか。この二つはどちらも大阪にとっての負の遺産である。
オレのようなまともな人間は安藤忠雄に任せるとろくなことがないということがちゃんとわかってるのだが、それがわからない人間がまだまだいるから渋谷駅の悲劇が生まれたり、今回の新国立競技場のような茶番劇になってしまうのである。もっと世間は「安藤忠雄=無責任なロクデナシ」という事実に気づかないとだめだ。彼の失敗作に対する怒りの声を大にして、そしてこのジジイがこれ以上世間に迷惑をかけないように、ついでにこれまでに造ったものに対する訴訟など起こして責任をしっかりと取らせないとだけだと思うのである。なんでこんなジジイをいつまでも建築の大家として祭り上げてるのか。
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