江草 乗の言いたい放題
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2015年04月05日(日) ニート議員って最高なのだ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 維新の党の上西小百合衆院議員(31)が体調不良を理由に先月13日の国会本会議を欠席しながら、旅行に出かけていたとされる問題で、上西氏は3日夜、大阪市内で会見を開き「遊びで旅行したわけではない」と潔白を主張した。どうやら旅行に行ったことは認めているようである。国会本会議への出席というのは議員にとってもっとも大切な仕事だと思うのだが、その仕事よりももっと大切なのが男性秘書との旅行ということだったらしい。ネットにはこの男性秘書が男子高校生に暴行したと言うことで傷害容疑で逮捕されている前科があるという情報が掲載されている。この秘書が取材に対して巻き舌でまくしたてる口調はヤクザそのものである。どう考えても国会議員秘書というお上品な仕事にふさわしいとは思えない。どうしてもっとまともな人材を雇わないのだろうか。

 上西議員の釈明記事を引用しよう。

上西氏は冒頭、「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。維新の党最高顧問で地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹氏(45)が横で見守る中、深々と頭を下げた。先月13〜15日の行動について、時系列で説明。15日夜に京都府宮津市へ出向いたことは認めたものの「選挙で支援していただいた企業関係者らとの会食。以前から約束していた」と語った。
 上西氏によると、13日は嘔吐(おうと)、下痢が激しかったため、診断書を提出して衆院本会議を欠席。「大阪なら家族に家事をしてもらえる」と、その日のうちに新幹線で地元の大阪に戻った。14日は自宅で療養。回復したため15日に地元の市会議員の事務所開きなどに出席し、宮津へ向かったという。
 国会を欠席するため、3日間療養が必要と医師から出された診断書については「封を開けずに提出したので見ていない。改ざんしてはいけないからだと思っていた」と困惑したような表情を浮かべた。
 橋下氏は厳罰の可能性を示唆していたが「説明が事実と違うなら、報道の方でしっかり確認してもらいたい」と語るにとどめた。


 国会本会議に出ることがどれだけ大切か。たとえばあの自民党の不倫路チューで話題となった中川議員だが、偽装入院の病院から抜け出してちゃんと本会議には出席してるのである。どちらかというとこっちの方が人前に出るのは恥ずかしいのである。

 ちなみに上西議員が「静養を要する」との診断書が出された12日夜、実は上西議員は、自民党の赤枝恒雄衆議院議員とともに、六本木のショーパブなどを訪れていたことがわかった。上西議員の「静養」というのは、飲みに行くことだったようである。同行した赤枝議員によると、その日の上西議員は、疲れているように見えたということだが、本会議を欠席する前夜、上西議員は、体調がよくないにもかかわらず、夜の街に繰り出していたことになる。いやはや。

 そしてこの京都府宮津市での「会食」の相手が誰だったかはきっと「政治に関する機密事項なので言えない」と答えるか、あるいは口裏を合わせて証言させるアリバイ工作をしてるのか、どちらかなんでしょうな。

 医師の診断書なんてオレは全く信じていない。昔公立高校に勤務していた頃、ずる休みした生徒がまことしやかに診断書をつけてきたことを思い出す。和歌山ヒ素カレー事件の林真須美の夫がニセ身体障害者1級だったように、ゼニさえ払えば診断書なんていくらでも嘘八百並べてくれる卑怯な医師がちゃんといるのである。(もっとも、そういう医師からは免許剥奪してもいいと思うよ。詐欺罪の共同正犯で)。診断書を証拠として出すのはいいが、その診断書を書いた協力者の医師が誰であるかということもちゃんと報道してもらいたい。

 だいたい、胃腸炎で十三日の本会議欠席といいながら、その前日夜には他党の議員と居酒屋に出かけてるわけで、この診断書も欠席のただの言い訳という気がしてならないのである。上西議員にとっては、衆院本会議に出ることよりもお友達と居酒屋に行くこととか、秘書と旅行することの方がずっと大切なのである。まさに「政治なんかどうでもいいわ」という感覚なのである。自分に投票してくれた有権者に土下座してわびを入れてもらいたい。

 今回の件で日本維新の党は上西議員を除名することとなったが、もちろん国会議員の資格を失うわけではない。無所属になった上西議員は、このまま任期満了まで報酬をもらいつつ何も仕事をしないでのんびりとすごせる税金泥棒、いやニート議員となるのである。もしかしたら一番得をしたのは彼女かも知れない。国会議員の身分はサイコーである。任期いっぱい乗り放題のJRで旅行しまくれるのである。もうずる休みする必要もないのである。誰からもとがめられることもないのだから。

 おっと、上西議員の引受先があるかも知れない。「生活の党と山本太郎となかまたち」である。ここに入ってしまえばいいのだ。「生活の党と山本太郎と上西小百合となかまたち」という新党名にするのである。ネタとしてはなかなか面白いのである。


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