2015年03月09日(月) |
中国では死刑、日本では無罪 |
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大量の覚醒剤を密輸したヤツは無条件で死刑にしてもらいたいとオレは思っている。安易な気持ちで運び屋になるクズ野郎は、その結果どれだけの被害が発生してるかというおとを考えることもできない馬鹿だ。アフリカにタダで旅行できるとだまされて運び屋になる馬鹿女子大生もみんな死刑でいいとオレは思う。それがまっとうなアルバイトではないということくらい常識で判断できる。そして、そんな常識も持ってない馬鹿は社会にとって害毒である。実際に中国では大量の麻薬や覚醒剤(つまり、自己使用ではなくて密輸目的)を所持していた者には情け容赦なく死刑判決が下される。オレは中国政府は嫌いだが、麻薬に関する厳しさだけは評価している。
その麻薬や覚醒剤だが、隠してそうな怪しい人間を取り調べるときにはきちんと相手の同意を得ないといけないらしい。そこで同意がないのに所持品検査をするのは違法だそうだ。大阪地裁の長井秀典裁判長は3月5日、覚醒剤取締法違反の罪に問われたイラン人男性に対してなんと無罪判決を下したのである。西成署の巡査部長が同意を得ないままに所持品検査をしたからその取り調べは違法だということになったのだ。
違法に収集された薬物は罪を問う証拠にできない
ということなのである。麻薬や覚醒剤に無縁の世界で暮らしているまっとうな市民として、この決定にはオレは納得できないのである。このような決定を下す裁判官は馬鹿だと思いたい。同意を得たかそうでないかという些末なことは、そのイラン人が麻薬や覚醒剤を所持しているという罪の重さに比べればハナクソみたいなものである。それなのに、そんな些末なことを理由に無罪にしてしまえるのだ。こんな馬鹿なことがまかりとおるならば、麻薬や覚醒剤を持ってる人間は職務質問されても絶対に所持品検査を拒否すればいいのである。拒否してるのにむりやりに検査されて見つかっても「無罪」である。だって大阪地裁の長井秀典さんというご立派な裁判官がそのように判決を下しておられるのだ。
逆の場合を考えてみよう。ある人が空港で誰かに勝手にスーツケースを開けられて、そこに覚醒剤をこっそりと入れられたとする。本人は全くあずかり知らぬことであり、運び屋にされてしまった被害者である。もちろん本人は自分のスーツケースに覚醒剤が隠されてることなど全く知らないので所持品検査があっても「どうぞどうぞ見てください」と笑顔で応じるだろう。そこで覚醒剤が見つかれば彼は有罪となる。だって所持品検査は本人が同意してるから合法なのである。本人には全く罪はないのに、重い罰を受けてしまうのだ。こんな不合理なことがあっていいのか。
覚醒剤や麻薬を隠し持ってる人間が、そもそも所持品検査に応じるわけがない。それなのに「同意がないから捜査は違法」と結論づけたこの裁判長は、究極の馬鹿であるとオレは思うのだ。とにかくあまりにも馬鹿すぎるのである。麻薬や覚醒剤を所持していたこの被告は、そのことに関して罪を問われずに大手を振ってのうのうと麻薬の密売を続けるのである。そしてまた検挙されても、所持品検査に「NO!」と答えればそれでOKなんだ。断ってるのに検査するのは違法だからだ。日本の裁判なんてチョロいものである。
犯罪者に対して世界一甘い国、日本。こんな状態が続けば、世界中の犯罪者が「日本に行って罪を犯しても罰を受けることはない!」「日本の裁判官は馬鹿だから簡単にだませる!」と大挙してやってくるだろう。日本が誇る治安の良さもいまだけかも知れない。
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