2015年02月02日(月) |
正しいウンコの作法について |
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今日の話はどうか食事中には読まないでください。
外出先でお腹の具合が悪くなってトイレに入るときには必ず洋式トイレに入ることにしている。和式トイレで踏ん張るような体力がもうないからである。その洋式便器の便座なんだが、ごくまれに誰かの便が付着していることがある。そんなときはものすごく気分が悪い。仕方なくトイレットペーパーをそこの水に浸して便を拭き取ってから使用するのだが、自分のケツのしでかしたことの後始末くらいきちんとしろよと思うのである。
なぜ便座に便が付着するのだろうか。
座るときに深く座りすぎると、肛門が中央部の真上に位置せずに便座の上に来てしまうので、排出された便が便座に接触しながら落下し、結果的に便座が汚れるということが考えられる。しかし、そういう座り方をした場合に便が便座に付着するということは一度体験すればわかるわけで、まともな学習能力のある大人なら二度とそういう失敗はしないわけだ。あるいはこういう「深座り」という行為は誰もがうっかりしてしまうことなのだろうか。オレは一度もそういう失敗はしたことがないし、そんな座り方をすれば便が臀部に付着して大変なことになってしまうわけで、そんなケツの汚れた人間は恥ずかしいことこの上ないのである。
もっと恐ろしい状況は、便座に付着している便が「便で少しこすったような跡」程度ではない場合である。便座の上に広い面積に渡って便がまんべんなく広がり、そのまま乾燥して固着している状況なのだ。なんでこんなことが起きるのだろうか。少なくともオレは人生で数回、そのような無残な便座を目撃したことがある。映画館のトイレで、あるいはコンビニのトイレ、イオンモールのトイレなどである。
先ほど、「深座り」という便をするときの癖について書いたのだが、その癖を持つ人がいつものように深々と座り、その時の便の状態がきわめて軟便だった場合、つまり下痢に近かったとするとどうだろうか。便は落下するのではなく、横に広く広がって便座の上に流れ、ケツをウンコまみれにするということが考えられる。もちろんそのウンコは便座の外にも垂れてズボンなどを汚すだろう。汚いことこの上ないのである。
さて、問題はその便座の上に広がったウンコをどうするかだ。運悪くそのような事態に陥ったとしても、そこは落ち着いてズボンの汚れを拭き取り、便座の上に広がった便をまだ乾く前にトイレットペーパーで拭き取ってもらいたいのである。少なくとも次に入った人が便座の上のウンコを目撃しなくて済むように、痕跡を消し去って欲しいのである。
一般的に女性は自分の交際中の男性に自分の出したウンコを見られるほど恥ずかしいことはないというのを聞いたことがある。肛門を見られることも恥ずかしいのだが、排泄したウンコを見られることはその100倍以上恥ずかしいらしい。だから排泄物は流してしまうわけで、それが便器に残っているような愚かな失敗は絶対にしないと。男性はその点はどうなのだろうか。ウンコを恥ずかしいという感覚はないのだろうか。オレが目撃したことのあるウンコ付着事例もすべて男子便所のことであり、女子便所にはそうした悲劇は発生しないのだろうか。このあたり、ぜひとも女性からのご意見が欲しいところである。女子トイレでも便座をウンコまみれにする不届き者がいるのかいないのか、オレは尻たい、いや知りたいのである。
この「ウンコまみれの便座」を目撃した件に関して人に話したところ、「それは絶対に故意だ!」というお答えをいただいた。つまり、故意に自分の排泄物を塗りたくらない限り、そのような便座の汚れ方は発生しないということである。私がこれまで「不幸な事故」だと思っていたことが、実は故意に引き起こした「スカトロテロ」であり、そのトイレを利用する可能性のあるすべての人達への悪意であったという推理である。
しかし、わざわざ手を汚してウンコを塗りたくるような馬鹿がこの世に存在するのだろうか。いくらテロといっても、そのテロの効果はあまりにも小さく、測定することが難しいのである。またその犯人が犯行声明を出して「○月○日、○○駅のトイレの便座にウンコを塗りたくった!」と投稿したとしても、それは世間から笑われるだけであり、まさに「自爆テロ」なのである。
便座に付着したウンコを目撃したというつまらないできごとから、このようなくだらない話を書いてしまったオレのことを「アホか!」と思う諸氏も多いだろう。もちろんオレもこの日記でもっとまともなことを書くべきだったのかも知れない。世間では大変なことが起きているのに、なんて不謹慎なヤツなんだというそしりを受けそうである。実際オレは不謹慎なオッサンなのでそれもまた仕方がないのである。
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