2014年12月29日(月) |
家庭用電気の自給自足は可能か? |
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太陽光発電に関するいろんな記事をネットで読んでいて、その中で、電力会社の電気に頼らずにすべて自前で家庭の電気を賄ってるという方がいることを知った。フォークリフト用のバッテリを屋内に設置して、そこに蓄電することで天気の悪くて発電できない日も乗り切るのだという。しかし、そうやって「蓄電」することを前提にするのなら、そして発電方法も太陽光発電にこだわらないのなら、もっと原始的な方法、人力発電で補えないかということをオレは想像したのである。
電池の性能が上がり、照明器具がLED化することで電力消費量は減少した。照明用の電力だけに絞れば、それこそ人力発電機だけでもなんとかなるのではないか。自転車をこぐような感じで発電できる発電機を備えれば、非常用電源として少しは活かせるのじゃないかなどとオレは考えたのである。
また、冬場には家で石油ストーブを使用する。その際に灯油は「暖房用」のみに使われるわけだが、もしもその灯油を発電機の燃料にすればどうか。燃やせば熱は発生するわけで、暖房という目的はついでに達成可能だ。しかし、その暖房のついでに電気も作ってしまえば一石二鳥ではないのか。そのあたりはどうなのだろうか。
自転車競技をする人が室内で練習をするのに使う「ローラー台」という器具がある。ああいう道具があればそれこそテレビを観ながらでもがんがん走り込みができるわけだが、ただ走ってるだけではもったいない。その走った運動を発電にも活かせるならばもっと役に立つのじゃないか。いや、もっと思い切って、発電機として特化した室内用のトレーニングバイクを作れないかと思うのである。後輪を巨大なダイナモにしてしまって、そこで発電するなんてことはそれほど難しいことではないはずだ。
そういうことをあれこれと考えて、ネットで検索したところ、 400Wの大出力発電機を内臓した「エアロバイク型発電機(折り畳み式)」の販売品があることを知った。価格も188000円と手頃である。この発電機で作った電気を、大容量のバッテリーに蓄電することで太陽光発電の補助電源として使えないだろうか。
また、このエアロバイク型発電機を複数並列で接続して、「人力発電所」なんてものを作れないだろうかとオレは思うのである。また、これを家庭に設置しておけば、 引きこもりのごくつぶしも「発電」という形で世間に対して貢献できるのではないかと思うのだ。このエアロバイク型発電機は、富山県にある「創作機械工房 Piccolo S.P.A」というところで作られていて、常時在庫があるそうだ。.
ダイエットのためにエアロバイクに乗る時、こげばこぐほど電気代が安くなるということならばかなり励みになるはずだ。30代女性が1時間、時速15km相当の回転数でエアロバイクをこぐと、347Kcal消費するのだという。それだけでもかなりの減量効果は生まれるわけだが、それと同時に100円分の電気が作れるのならば少なくとも運動するモチベーションUPにつながると思うのである。
オレはいつも犯罪者の刑罰が軽すぎると思ってる。今、外国人犯罪者にとって日本の刑務所は「犯罪を起こしてでも入りたい快適な場所」となってるらしい。そこで刑務所の労働作業としてこのようなエアロバイクを取り入れるのも効果があると思うのである。毎日、一定量の発電ノルマを設けて、それがクリアできないと作業が終わらないなどというふうにすればどうだろうか。
蓄電システムはこれからさらに進歩するはずだ。そしてエアロバイク型の発電機も大手家電が参入すれば価格も下がるし、発電効率も上がる。冷蔵庫や電子レンジなどという大型家電やクーラー以外は、電力消費は大きくない。LED照明用なら人力発電で十分まかなえるはずだ。人力発電機が設置されたスマートハウスは、原発反対を叫ぶ人達こそ自分たちの主義主張を裏付けるものとして普及させてもらいたいとオレは思ったのである。
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