2014年09月15日(月) |
東九州道はオシッコが漏れそうです |
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食事中の方は読まないでください
九州を一周する高速道路がちゃくちゃくと建設中である。そんな田舎に作ってもクルマは走るのか?という疑問はあるが、北海道でもほとんど人のいない地域にもムネオロード、いや高速道路ができたのである。だから九州にも当然高速道路がどんどん完成していくのだ。
そうして今年度中につながることになった大分―宮崎間の東九州道で、なんとその区間にできる弥生パーキングエリア(PA)=大分県佐伯市=の建設が遅れているために延長150キロにわたって「トイレ無し」区間が発生してしまうという。これは大変なことである。
オレは年を取ってからトイレが近くなった。高速道路を走るときはトイレ休憩をこまめにとることにしている。幸い名神や中央道、中国道などはほどよい感覚でPAやSAが存在するので休憩できないなどということはない。それこそ大渋滞で次のPAにたどり着けないなんてことが起きない限りは大丈夫だ。今のところ一度オシッコに行くと1時間以上は耐えられるので、PAやSAの間隔も70〜80キロくらいなら平気である。
しかし、150キロもの間、途中でオシッコができないなどとなるとこれは大変なことである。尿意を感じてから2時間以上我慢するということになるのだ。
まだオシッコならいい。最悪の場合、クルマを路肩に寄せて・・・道ばたで立ちションという緊急手段もとれないこともない。しかし、ウンコ様ならどうか。激しい下痢に襲われて大爆発しそうな状況が突如やってくればどうすればいいのか。それを我慢したらどうなるのか。もしもクルマの中で大爆発してしまえばそこは阿鼻叫喚の糞尿地獄となってしまうのである。そんなクルマには絶対に乗りたくないのである。
個人のクルマではなくてこれが路線バスなどならどうか。もちろんバスの中にトイレがあればいいのだが、そうでない場合はPAなどでトイレ休憩をとらないといけない。その休憩が2時間後となるとかなり厳しいのである。
PAのない欠陥区間をこのまま開通させていいのだろうか。高速道路を造っておきながらその途中にPAがない、つまりトイレがないということは、もしかしたらドライバーにトイレを我慢させるという羞恥プレイを強いているのではないかとオレは勘ぐりたくなるのである。
オートバックスなどでは携帯トイレが販売されている。子どもが小さいときは旅行の時に万一のために購入して携帯していたが、150キロもの間トイレがないということになれば、大人が使用する目的で準備することが必要になってくる。おそらくその区間の前後のPAやSAで携帯トイレを販売すれば売れるだろう。
PAやSAの機能はトイレだけではない。運転中に気分が悪くなったり、睡魔に襲われたときには休憩することが必要だ。その施設があることで多くの過労運転や居眠り運転は防がれているのである。ところがそうした施設が150キロもの間存在しないということでは、それだけ過労運転や居眠り運転の可能性も増えるということである。これが一般道路ならコンビニとか道の駅があるからいいのだが、高速道路ではそういうわけにもいかない。またオシッコ休憩で駐停車すればそれだけで大事故の可能性が出てくるのである。このPA・SAなしというのは人命に関わることなのだ。そんな欠陥道路を開通させてしまっていいのか。
売店や物販施設、そうしたさまざまなものを取りそろえた本格的なPAでなくてもいいのだ。駐車場とトイレしかないような施設でいいから間に設置できないものだろうか。そのための適地が150キロも存在しないなんて考えられないのである。
このまま欠陥高速道路を開通させるのはとにかく不便だ。なんらかの対策をたててから開通させるべきである。それが「事故のない安全な高速道路」に結びつくのである。どうしても設置がムリなら、ETC限定でいいから道の駅が近くにあるICでの途中下車を可能にするべきだとオレは考えるのである。
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