2014年09月11日(木) |
阪神はこのまま負けて4位になるべきだ! |
携帯用URL
| |
|
阪神は中日に3連敗した後、巨人にさらに連敗して5連敗ということになった。シーズン終盤のこの時期にこの連敗、もはや優勝争いどころかAクラスも危なくなってきたのである。しかし、オレはそれをよい機会だと思っている。この際阪神は4位に落ちて、屈辱を味わうべきなのだ。そうしないと監督交代ということにはならないのである。
オレは和田監督の現役時代を高く評価していた。あの暗黒時代の阪神で唯一記録が狙えるのが和田だったからだ。首位打者を狙ってもおかしくない安定した打率でずっと阪神を支えていたのである。しかし、監督としてはどうだったか。中村負広がろくな選手をとってこないということもあるが、采配に関しては?と思うことが多かったのも事実である。
たとえば昨日、9月10日の対巨人戦で、マートンを1番の打順に据えたのはなかなか思い切った作戦だった。出塁率の高い選手を1番にして、出塁してプレッシャーをかけるという戦術である。菅野相手に甲子園で戦うには、やはりホームランを狙うのではなくて単打で出塁して揺さぶるのがいいとオレは思ったのだ。
しかし、5番に新井貴浩、6番に福留孝介という打順を見て、その首尾一貫しない方針にオレは唖然とした。どうして新井なんだ。オレははっきり言ってこの広島から来た凡打製造器を全く期待していない。チャンスに力みすぎて内野フライとか三振というのがおきまりのパターンである。ホームランを打つのはいつも勝負が決まってからのどうでもいい打席という全く役立たずの、他チームなら絶対に戦力外レベルである。
阪神のFA獲得選手でうまくいったのは金本だけである。それも最初の5年間くらいで、あとはただ連続出場記録が足かせとなって、記録のためにチームを犠牲にするという形でデメリットの方が大きかった。新井貴浩などは失敗の最たる例だ。どうしてこんなに打てない選手を獲得したんだろうと広島ファンの方に訊くと、「広島にいるときもこんなもんでしたよ」という答えが返ってきたくらいである。
3塁に新井を入れて5番の打順にするくらいなら、今成を入れた方がよかった。そうすれば6回の先頭打者ゴメスの3塁打という無死3塁という絶好機に、今成ならスクイズのサインを出すこともできたはずだ。しかし新井は・・・・初球をサードゴロだ。なんなんだこいつは。じゃあ福留はどうか。セカンドゴロだ。あっというまに2アウトだ。全くの無策でこの回は無得点なのだ。そこで1点でもとれていれば、井端のまぐれあたりのホームランで追いつかれただけで好投していた岩田を降板させることもなく、その後に出た投手が打たれて負けるという展開にはならなかっただろう。今季はこのような采配ミスがあまりにも多いのである。
和田は選手としては悪くはなかったが、勝負師ではない。これははっきりしている。優勝を狙うチームの将としての器には掛ける。オレははっきりそう感じているのである。そこでなんでその選手起用なんだ? という納得できないことが多すぎるのである。
今季の阪神は強くなんかなかった。勝ったゲームは偶然相手がコケてくれたからであり、強いから勝てたというゲームは少なかった。順位ほどには強くないとオレはずっと思い続けてきた。だからそれなりの戦い方をしないといけないとオレは思っていたのである。福留がたまたまサヨナラ打を打ったからといって信頼してはいけない。一回打っても10回凡退するのである。そんな選手は相手チームとって全然恐れられる相手ではない。
阪神はとことん墜ちるべきだ。とことん墜ちて、もうファンも球場に応援に来なくなって、こんな球団ダメだと誰もが思うようになって、そこで根本からチームを立て直すべきなのである。OBではない人を監督に据えて、そして今のぬるま湯の状態から脱却すべきなのだ。
中村負広、あんたにはこの球団を立て直すことはできない。いさぎよく辞表を出して退いてくれ。和田監督も来季の采配を取るのはやめろ。オレはもうその無策ぶりに怒りすら覚えるのである。
今の阪神を変えることができるのは誰か。誰か答えてくれよ。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館