2014年07月08日(火) |
FTOいりませんか? |
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2000年8月に登録したオレの愛車の赤いFTOはとうとう走行距離20万キロをこえて、2度目のタイミングベルト交換となった。ついでにウォーターポンプなども交換したわけだが、次の車検は来年の8月である。
さて、毎日の通勤に使用しているこのFTOなんだが、そろそろ次の車に乗り換えようと思っている。しかし、走行距離はかなりあるものの、全くトラブルなくこれまで走ってくれたし、きちっとメンテナンスしているので状態もかなりいい。燃費も10キロ/L程度で全く問題なく、貴重な5速マニュアルシフトである。
先日、ダイハツの販売店で新しくモデルチェンジして登場したコペンを見た。しかし、一目見てそのぶさいくな感じに「これだけはないな」と思った。全くスポーツカーらしい精悍さも優雅さも感じられない。先代コペンの方がはるかにかっこよかった。きっと多く人が同じように思っていることだろう。
そういうわけでオレは次に登場するホンダS660を待ってるのだが、それももしかしたら期待はずれかも知れない。そうなるとどうすればいいのか。
とにかく、毎日運転するということで次も新車を買うつもりでいるのだが、その候補としてオレはなかなかこれという相手に巡り会えないのだ。友人からは「そのまま死ぬまでFTOに乗れ」と言われる始末である。
オレがFTOを手放したくない理由はただ一つ、きっと廃車にされてしまうからである。前に乗っていた日産EXAもそうだった。そんな貴重なカルトカーであるのにさっさと廃車にされてスクラップ化されてしまうのである。実にもったいないのである。そういうことならば、ちゃんとこの車が好きでていねいにメンテナンスして乗り続けてくれるような方に譲りたいのだ。
そういうわけでこの日記に書けば多くの人の目に触れるだろうから、中には「FTOが欲しい!」という人もいるかも知れないし、赤いMT車のFTOを探し求めている方がいるかも知れないというわけで、こうして記事にするのである。
まあそういうわけだが、考えたらオレが次に乗る車もまだ決まってないのに、それまではこのFTOを手放すわけにもいかないのである。だから手放す時期は未定だが、可能性が高いのは来年の自動車税の時期の前ということになるだろうか。税金を払ってから手放すよりも、その前ということになる。それにしてもなんて日本の税金は高いのだろうか。オレは今年も自動車税をクレジットカードで納付したが、そのあまりの高さにいつも怒り狂っているのである。
もしも手に入るなら乗りたいという車はいくつもある。トヨタ2000GTとか、フェアレディZ432とか、しかしそういう車は現代の快適な車とは全く違った世界だろう。おそらく「快適」という世界からは対極のような存在である。そういうことを考えると、エアコンもよく効いてるし、快適に音楽を楽しめるFTOは天国である。古いクルマゆえのさまざまな問題、音がうるさいとか、乗り心地が悪いとか、そういうものはさまざまあるのだが、それでも今自分が手にしている価値は、なかなかに捨てがたいものであることも十分に理解しているのだ。
今回こうして日記に書いたことで、興味のある人がメールをくださればそれはそれで嬉しいのである。もちろん譲渡時期に関してはまだはっきりとは決められないけれども。
いつもクルマを持ち込んでお世話になってる修理工場でこう言われた。「毎日乗るんですから、そろそろ新しいのにしないと・・・」全くその通りである。むこうにしてみてもこんな旧車のお世話をしないといけないのは迷惑な話である。
そういうわけでオレは近々、FTOを手放すことになるのだろう。今のペンネームのきっかけとなった日産EXAを手放したときも寂しかったが、そのときと同じように今もなんともいえない気分なのである。
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