2014年05月11日(日) |
かつて日本という国があった・・・ |
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日本の人口減少が止まらない。政府はこの人口減を解消するのに移民の導入などを本気で考えてるようだが、もしもそんな方針をとれば50年後には日本人の人口を中国人移民が上回るだろう。そうなるともはや日本は日本ではなくなってしまう。人口が減ってもいいじゃないか。オレは最近そんな気持ちになってきた。どうして日本政府はいつまでも「大国」であろうとするのか。無理に国力を世界に誇示しようとしてるお隣の馬鹿国家を見てもなんとも思わないのか。日本がこれから目指すのは、植民地を失った今のイギリスのような国であるべきだ。
日本には歴史や文化の伝統がある。世界の人々に愛されるさまざまなものが日本には存在する。そのすばらしさをもっと理解しないとだめだ。
先日「HK/変態仮面」という映画がYOUTUBEにアップされてるのを発見した。なんと吹き替えがロシア語になっていた。ロシア語のコメントもたくさんあった。女性のパンティをかぶって変身して超人的な強さを発揮するというこの馬鹿馬鹿しさを誰が思いつくだろうか。そして、そんな馬鹿馬鹿しいものを本当に実写映画にしてしまうその勇気にオレは拍手したい。
人口が減少してるのに、大都市にはさらに人が集まる。島根県や鳥取県では人口減少が止まらない。老人ばかりになってしまった限界集落は、やがては無人集落となって放棄されるだろう。それは地方に限らない。大阪府でもすでに高齢者ばかりになってしまっている集落は多い。どうやってこの状況を変えられるだろうか。もはやそれは不可能である。いずれ地方まで人を行き渡らせることは無理になっていくのだ。そのときはもう地方はあきらめないといけない。荒れ果てたまま放置するのではなくて、そこには木を植えて自然に返すのが望ましいとオレは思っている。人間がどんどん広げてしまった居住地域を、人口減少に応じて適正化するだけのことである。
もはや大国であろうとすることを捨てよう。このまま静かに滅びていくことをむしろ我々日本人は選択すべきではないか。かつてそこに存在した美しい国の思い出を抱いて、そのまま夢に殉じることこそが、今の我々に求められることではないのか。
オレはこの美しい国が失われ、大声で騒ぎたるどこかの傍若無人な連中が街を闊歩し、そこら中に痰やつばを吐き捨て、ゴミを投げ捨てても平気な国になって欲しくない。そんな連中にこの日本を乗っ取られるのならば、むしろこのまま滅んだ方がいいとまで思うのだ。
かつてこの地に日本という美しい国が存在した。しかしその日本人は民族としての使命を終えて静かに退場していった。世界の人々はそのように認識するだろう。オレもいずれ退場していく。残念ながら日本のその滅びの姿を見ることはできないのである。傍若無人な連中が埋め尽くした街を見ないで済むのは、ある意味幸せなことかも知れないが。
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