2014年03月24日(月) |
クリミア半島の次は日本である |
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クリミア半島で住民投票させて独立を宣言させ、その後に独立した地域をロシアに編入するというかたちでプーチンは領土拡大をはかろうとしている。この「住民投票→独立宣言」という流れがもしも世界でひとつの合法的なやり方として強引に認められればどういうことになるのか。我々はその危険を感じておく必要があるのだ。
もしも中国や韓国から日本国内に大量に移民がやってきて、どこかの人口の少ない地方自治体を乗っ取ればどうなるのか。「帰化」を申請して日本国籍を取得し、その上で特定の地域にみんなで住民票を移してそこで「ミニ中国」や「ミニ韓国」のコミュニティを作ってしまい、住民投票で「独立宣言」すればどうなるのか。
今日本は少子高齢化で労働人口が減少している。このままだと将来は労働人口以上の高齢者を養わなければならないということが現実問題となる。考えたら今の年金制度は人口がピラミッド型だからうまく機能するのであり、逆ピラミッド型になれば必然的に破綻してしまうのだ。そこで足りない労働力を「外国人労働力の導入」という形で補えばどんなことがおきるだろうか。そこに一定の歯止めを掛けない限り、インドや中国、インドネシアやバングラデシェなどの人口の多い国から大量の移民が押し寄せてしまうのだ。
それらの人たちが日本社会にスンナリ同化するだろうか。自分たちだけの独自のコミュニティを作ればどうなるのか。極端な話、人口の少ない地方自治体を大量の外国人が占拠して、そこで定住することによって過半数の住民が外国人という町や村が誕生してしまうのである。その住民が帰化して選挙権を得ればどうなるか。村長や町長、そして議員がすべて外国人に占められた時、その自治体が乗っ取られてしまうということは起きないだろうか。日本の領土侵略を国是としているどこかの隣国が、そうした意図を持ってどこかの地方自治体を乗っ取るということは十分に考えられる。
そこで住民が住民投票をして勝手に「独立宣言」し、第三国への編入を希望すればどうなるのか。一見合法的な手続きを踏んだような形で日本の国土にどこかの国の飛び地が誕生してしまうのである。
クリミア半島の問題は日本にとって全く無関係ではない。このような形での「独立→編入」を認めてしまえば、同じことが今度は日本でも起きるのだ。日本国内の自治体が突然住民投票を行って独立を宣言したらどうなるのか。
我が国の近隣には日本の領土を勝手に自国領だと主張する国家がいくつもある。韓国はすでに竹島を一方的に占領し、近づいた日本人の漁民に発砲して数十人虐殺した。中国は日本の実行支配する尖閣諸島を自国の領土として主張し、自国の国民はでたらめな根拠で洗脳してその主張を正当だと吹聴している。こういう領土強奪国家にとって、クリミヤ半島の事件はとても参考になる。「こうすれば領土は手に入るのか」と思っているに違いない。
ロシアが今やってることを国際社会は放置してはならない。軍事力を誇示して強引に国境を変えようとする国家は世界から非難されるべきである。当のロシア国民は自国のその侵略行為をどうとらえているのだろうか。
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