2014年02月24日(月) |
偽身体障害者に厳罰を! |
携帯用URL
| |
|
大阪は駐車違反日本一の街である。取り締まりは厳しくなったはずなのに、なぜか大阪では違法駐車、不法駐車はあまり減らない。それはなぜかというと大阪には「無敵の車」が数多く走ってるからだ。そのうちのひとつが「金融車」というヤツで、ようするに借金のカタとかにとられた車で、まだローンを払い終わってないから本来の名義は信販会社とかディーラーにあるのに、使用者は無関係な第三者で「駐車違反やり放題の車」として乗り回してるのである。車庫証明も不要だ。借金のカタとしてヤクザに巻き上げられた車はこうして「無敵の車となるのだ。大阪にはそうした「金融車」と呼ばれる「無敵の車」が数千台走ってるそうである。だから違法駐車は減らないのである。
もうひとつは「身障者特権」である。ダッシュボードの所に「駐車禁止等除外標章」というヤツを置いて、堂々とパチンコ屋の前とかに停めてある車である。今日もオレは交通量の多い天王寺のパチンコ屋の前に堂々と停めている黒塗りの高級外車を見た。その横で警察官は駐車違反の取り締まりらしきことをしているのだが、もちろんこの高級外車には「駐車禁止等除外標章」が置かれているからスルーだ。この標章を使用する場合は用務先を表示する義務があるのだが、そんなものをオレは一度も見たことがない。2時間後、用事を済ませて戻ってきたオレは、その車の持ち主が戻ってくるのをたまたま目撃したが、どう見ても身障者とは見えないぴんぴんしたオッサンが、パチンコ屋から出てきてさっそうと乗り込んだのだった。警察官はそのオッサンに対して障害車手帳の提示を求め、違反する場合はすぐにその標章を取り上げるべきではないのか。
オレは市民の義務としてこの車を通報しようと思ったが、大阪府警のWEBサイトには残念ながら画像投稿のフォームがどこにも存在しないのである。せっかく証拠写真を撮影してもちっとも活かせないのである。もっともそういう「面倒な正義」を実行することは大阪府警のもっとも苦手なことであり、彼らの得意技というのは玉造筋や四天王寺の東側でやってるひまつぶしのねずみ取り程度なんだが。
この「無敵の車」と「ニセ身障者」を徹底的に取り締まってもらいたいのだが、残念なことにそういう連中はヤクザというか暴力団関係者が多いのである。そして大阪には数万人のそういう方々がいるわけで、警察は本気で取り締まる気などないのである。もしも本気で取り締まればきっとヤクザも報復するわけで、警察もそんな面倒なことはやりたくない。警察というのは「弱気をくじき、強きはお目こぼし」というのがいつものことだから、駐車違反の取り締まりもそういう悪質なものではなくて、住宅地などのじゃまにならないところに停めてある善良な市民(必ず反則金を納付しそうな人たち)を中心に取り締まるのである。
もしもパチンコ屋の前に停めてある黒塗りの外車に「駐車禁止等除外標章」があれば、警察官はその使用者をいちいち確認してもらいたいのである。そこでパチンコ屋から車いすに乗った方が出てこられたらそれは「正しい使用目的」だったわけだからスルーでいいじゃないか。ただ、自分で歩けるぴんぴんした人が出てきて乗り込んだら即座に「不正使用」ということで検挙してもらいたい。
「金融車」に関しては残念ながら取り締まることは困難である。それはこの存在自体が法律のグレーゾーンをうまく利用しているからである。車の所有者と使用者が違うのはよくあることだし、自動車税の納付は誰でもできてしまう。だから一度「金融車」として使われるようになった車はその後も「納税停止」や「廃車」という手続きを経ない限り壊れるまで使われ続けるのだ。今はわざわざオークションで金融車を取引する方々もいる。もちろん元の所有者から「盗難に遭った」という形で届けを出されて取り返されるリスクもあるわけで、そんなものに数十万出すような方々がいることがオレには不思議なんだが、最初に書いたように「駐車違反やり放題の車」というのはうさんくさい連中にとってはなかなか便利なのかも知れない。普通に使用している分には全く問題ないし、金融車として長期間使用される車も高級車の中には多いのである。
そうなるとすぐに取り締まれるのは「ニセ身障者」だけということになる。こういう連中は道路交通法違反だけではなくて詐欺罪も合わせて立件し、どんどん実刑判決を出して刑務所に送り込んでもらいたいのである。
歩けるのに「歩行困難で車いす使用」と偽って障害一級になった林真須美の夫や、聴覚が正常なのに「聴覚障害者」と称した佐村河内のような詐欺師や、美人ばかり側近にしながら盲人を装った松本智津夫などに共通しているのは、弱者を装うことで周囲の同情を得て、善意の健常者をだまし続けたということである。そういう連中の嘘を暴き立てた後で彼らにどんな罰がふさわしいのか。オレが考えるかなり過激なペナルティはちょっとここでは文字にできないのである。
「金融車」(←クリックすると詳しい説明があります)
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館