2013年12月16日(月) |
中国の宇宙開発の狙いは何か? |
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中国が月面に無人機を着陸成功させた。なんでもないニュースだが、中国にとってはなんでもないことではない。それは南シナ海で起きたことを考えればわかる。中国の目的は「月への居住基地建設」「月の領有権主張」である。世界のどの国も手出ししなかった聖域に、紳士協定を破って土足で踏み込んでも平気なのがあの国なのだ。
南シナ海で中国は何をしたか。岩礁みたいなところに勝手に居住施設を作り、そこで「中国人が暮らしている」という既成事実を作ろうとした。いっぽう尖閣諸島は、大陸棚の上にあるから中国のものだという論理である。もっとも沖縄も中国の主張する大陸棚の上に存在するわけで、その主張を受け入れるならば沖縄や宮古島、石垣島などの南西諸島は全部中国のものだということになる。そんなもの日本が受け入れるわけがないだろう。
ところが南シナ海は事情が違う。海底の地形図をみれば一目瞭然なんだが、こちらには大陸棚と呼べるような地形がない。だから南シナ海は中国は別の基準で領土を主張してるのである。それが「中国人が住んでるから中国領」ということである。そして沖ノ鳥島は無人島であることから「そこはただの岩であり、日本の領海や排他的経済水域をを認めない」という主張につながるのだ。
月面に無人機を着陸させたということは、次は有人機を着陸させようとするだろう。中国にとってそれは軍備と同様に国威発揚の道具である。宇宙開発するような余裕のある国にODAを行っている日本のようなお人好しの馬鹿国家もあるが、日本の援助したゼニが間接的に中国の軍備拡張につながってることを思えばオレはあきれて物も言えない。
有人機の着陸、その後にやってくるのは月面での基地建設である。一度月面に居住区を作れば最後、中国は「月は中国の領土」と主張してくるだろう。他の国からみれば「アホか!」と言いたくなるような強引な主張だが、中国人はそのむちゃくちゃな論理にけっこうな自信を持ってるようである。だからブータンの国土を侵略しても平気だし、チベットで数百万人を殺しても「断じてそんな事実はない」「ブラッド・ピットは入国禁止」と言うのである。平気で嘘をつける上に、自分たちの論理を勝手に正当化する詭弁ばかり使う中国政府が「月は中国の領土になった」「最初に住んだのは中国人だ」と言い出すのはオレには想定内のことである。「ああ、あのアホなら言いかねんわ」と思うだけだ。
もちろんこのような動きに対して「アホか」と思うだけでは何も変わらない。世界中の国が中国に「おまえはアホか!」と突きつけないといけないのである。その幼稚な論理をたたきつぶし、すべての大量破壊兵器を壊させ、核兵器を廃棄させ、全世界に向かって土下座させ、ついでに日本の空にPM2.5を飛ばしたことの賠償金を10兆円くらい払わせないとだめだ。
中国が勝手に設定した防空識別圏に対して、東南アジアの諸国の民間航空会社は飛行届けを提出する動きをとっているらしい。きっと中国はそれを「各国は我が国の防空識別圏を承認した。承認しないのは日本だけだ」という形で宣伝の材料に使うのだろう。なんでこんなふざけた主張に屈しないといけないのか。
ソ連が崩壊して冷戦が終了した後に世界各国は思い切って軍備を縮小できるはずだった。しかし、そうなるとアメリカの軍産複合体はもうからないわけで、自作自演の9・11テロを起こし、テロとの戦争という大義名分をでっち上げた。また北朝鮮の脅威を宣伝するために金正日を利用し、沖縄や日本本土の米軍基地が絶対必要であると日本人に理解させた。北朝鮮の国家体制など、数本のミサイルを撃ち込んで支配層を壊滅させれば数日で崩壊する。飢えた国民は韓国や中国に併合されて食えるようになることを望むだろう。アルカイダや北朝鮮の存在を必要としてるのは、実はアメリカに巣くっている巨大な軍産複合体である。おそらく中国軍の武装もそのあたりが黒幕なんだろうとオレはにらんでいる。
どうして世界はこんな情けない状態になってしまったのか。歴史を巻き戻すなら、1940年以前に戻るしかない。日本はハルノートを受け入れ、中国からの撤兵を条件に開戦を回避すべきだったのだ、その時代に空母機動部隊を運用できる海軍力があったのは日本とアメリカだけであり、軍備というのは使わないで誇示するときにもっとも威力を発揮するのである。核兵器がその端的な例である。これだけの戦力がありますよと提示するだけで交渉の重要な武器になることが、当時の日本政府の連中にはわかっていなかったのである。
オレがもしも1940年にタイムスリップできるならば、南方に進出しなくても樺太に大量の原油や天然ガスがあることを教えることができただろう。豊富な資源さえあれば日本はあの向こう見ずな戦争に邁進する必要はなかったのだ。多くの国民を犠牲にする無謀な戦争に突入することなく、軍事力を背景とした外交交渉で南方進出を果たし、インドネシアやビルマ、インドを白人支配から解放し、独立国として自立させることができたはずである。五族共和の理想を実現する大東亜共栄圏を築き上げることができたかも知れないのだ。
軍事国家の道を歩む中国にとって、宇宙開発の目的はただ一つ、軍事利用である。それは断固として阻止しないといけない。中国の野望を阻止するためには、そのずっと手前で、つまり尖閣や南シナ海での強引な領土主張という部分から食い止めないといけない。中国がブータンやチベットから一方的に奪った土地を返還させ、その土地から漢民族を退去させるしかないのだ。
日本に飛来する黄砂やPM2.5の中には多くの危険な化学物質が混じっている。そうした日本人標的のケミカルテロに対して、日本政府は断固とした態度を示さないといけない。「毒ガスの犠牲にするのは自国民だけにしてもらいたい!」と安倍首相は汚染物質の飛来に対して抗議すべきだ。
もちろん日本は排気ガスの浄化や大気汚染対策として多くのノウハウを持っている。中国政府はその技術を「タダで」供与させようともくろんでいるだろう。そして日本人も間接的にその恩恵を被るからと要求に応じてタダで提供するかも知れない。「アホか・・」とオレは言いたい。どうしてそれを交渉の道具に使わないのか。尖閣に手出ししない、侵略したブータンの領土を返し、南シナ海の岩礁から中国人を全員引き上げさせるという約束をしてもらってから、大気汚染除去の技術を教えてやればいいのである。拒否するならそれもけっこう。「おたくらみんな毒の霧で病気になってください」と答え、東シナ海の洋上でその流入を食い止める方法だけを日本は考えればいいのである、
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