2013年10月26日(土) |
雨の日は汚染水を流してる・・・のかも? |
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福島第一原発の汚染水は増える一方である。地下に遮水壁を設置して、上流からの地下水の流入を阻止すべきだったのに、「そんなことにゼニを使えば債務超過になる」という海江田の判断で工事は見送られ、その結果毎日大量の汚染水が新規に発生するという福島第一原発だが、オレはある疑惑を感じている。それは大雨の時のこの事件である。もしかしたら東京電力は毎日汚染水を海に廃棄してるのじゃないかと。そしてこうして大雨の時にあふれたと言い訳することで、恒常的に汚染水を海に捨てていることを悟られまいとしてるような気がするのだ。
読売新聞の記事を引用しよう。
福島第一排水路に高濃度放射性物質、海に流出か
東京電力は23日、福島第一原子力発電所の排水路1か所で、22日に採取した水から、ストロンチウムなどの放射性物質が1リットルあたり5万9000ベクレル(国の放出限度は30ベクレル)検出されたと発表した。
東電は、一部は海へ流出した可能性があるとみており、排水路を土のうで塞ぎ、水をポンプでくみ上げるなどの対応をしている。
東電によると、20日の大雨で周辺の土壌にたまっていた放射性物質が排水路に流れ出たのが原因という。現場は、海から500メートル山側の地点。約50メートル離れた場所には、汚染水約300トンの漏えいが今年8月に見つかったタンクがあり、今月17日に採取した水でも、台風の影響でストロンチウムなどが3万4000ベクレル検出されている。
(2013年10月23日13時13分 読売新聞)
台風シーズンで大雨が来るのを利用して、その雨水に混ぜて汚染水を一緒に捨てれば、雨で薄められて濃度も下がるのでバレないし・・・なんてセコいことをやってそうな気がしてならないのである。何しろ敷地内には一般人は入れないわけで、そこで何が起きてるのか、東電の発表を鵜呑みにするしかないのである。
増える一方の汚染水をどうにしかしたい東電は、この大雨の時に堰に貯まった雨水にタンクの中の汚染水を適度にブレンドして流してしまってるような気がするのだ。これまでの東電のやり方を見てると、それくらいのことは当然やりそうな気がするのである。
所狭しと並ぶ汚染水タンクの中には水漏れしてるものもありそうだが、あまりにも数が多くて点検しきれない。そこに大量の雨水がまじるわけで、それはもう雨水なのか漏れた汚染水なのか、水にはいちいち名前が書いてあるわけではないのでわからないのである。それは東電にとっても好都合なのである。タンクから漏れた汚染水であっても「雨水!」と言い張ることができるのだ。そこに放射性物質が大量に含まれていても、周辺土壌の放射性物質が溶けたからという言い訳もちゃんと用意されてるのである。
東電としてはこの台風シーズンにできるだけ汚染水をどさくさまぎれに海に流しておきたい。地下に遮水壁を作る工事も全然進んでいないし、雪が降るまでになんとかしたいのである。
安倍首相は「汚染水は完全にブロックされてる」と公言したが、実際は全然そんなことはない。それどころかもう手に負えない状態なのをなんとかごまかしているのである。オレはこの「大雨どさくさまぎれ放流作戦」を確信している。それでも増える汚染水には追いつかないのだが。
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