2013年09月29日(日) |
先生、パンにハエが・・・ |
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食べ物にハエが混入していた場合、どのような対処をすればいいのだろうか。オレはこれまでに食堂で食べたうどんやそばにハエが混入していたことが2度あるが、2度とも替えてもらった。普通はハエが入っていれば「食べない」という対応をすべきであり、取り除いて食べろということはない。もちろんハエを食べて即座に健康被害が出るかというとそんなことはないと思うし、もしかしたらけっこうおいしいモノかも知れないのだが、これまでにハエを食べたことがないのでわからないのである。
給食に出たパンに小さなハエが付着していて、どうやらパンを焼く前に混入したらしいという場合どうすればいいのか。「取り除いて食え!」という指示を出した学校があったらしい。読売新聞の記事を引用しよう。
給食にハエ付きパン…除いて食べるよう学校指導
岐阜県可児市の市立蘇南そなん中学校と市立東明とうめい小学校の給食で出されたパン計約100個にハエが付着していながら、両校とも付着した部分を取り除いて食べるように指導していたことが28日わかった。
市教委によると、付着していたのはクロバネキノコバエ(体長約1ミリ)。蘇南中では今月2日、ハエが付いたまま焼かれた丸パン4個が、また東明小では同9日、同様のクロワッサン約100個が見つかった。両校とも児童生徒の訴えで明らかになった。そのパンを食べた子供もいた可能性があるという。
市教委は、給食の異物混入で、「健康に影響がないと判断した場合は食べる」との方針を手引書で示しており、両校ともその手引書に従ったという。市教委は「配慮が足りなかった」として、手引書の改定を検討している。
パンは同県御嵩みたけ町の工場で作られ、製造過程でハエが付着したとみられる。この工場は周辺の町の学校給食用のパンも生産しているが、両校以外にハエが見つかったとの連絡はないという。
同県内では今夏、このハエが大量発生していた。
(2013年9月28日22時07分 読売新聞)
体長1ミリのクロバネキノコバエというハエが大発生して、いろんなところにまぎれこんでいたわけで、それがパン製造現場にもたくさん入ってきていたんだろう。パンを焼く機械の中に入り込んだり、パン生地に墜落したりしていたことは容易に想像がつく。しかし1ミリのハエだから気にしないで食べても実害はなさそうだが・・・心情的にやはりイヤである。そして、きちっとハエが入らないように食品の衛生管理をできていなかったことはやはり落ち度として数えられても仕方がない。
オレはここで学校の給食に関する判断が気になるのである。異物混入の場合に「健康に影響がないと判断した場合は食べる」と定めてあるのはいかがなものか。その判断を下すのは担任教師なのか校長なのか、生徒自身なのか。おそらく校長になるのだと思うが、もしかしたら栄養士さんかも知れない。1ミリのハエを食べても健康に影響はないだろうとオレは思うのだが、それは素人考えで重大な危険が潜んでるのかも知れない。
先生から「ハエを取り除いて食べなさい」と言われてその指示に従った児童生徒は、家に帰って親にどのように報告したのだろうか。
体長1ミリなら狭い隙間や網戸の目のようなところからでも侵入してくるかも知れない。そんなハエが大量発生していたのなら、一般家庭でもいたるところに入り込まれてきっと閉口しただろうと思ったのである。食品に混じったとき、面倒だからと食べてしまった人もいたのかも知れない。
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