2013年09月27日(金) |
楽天は甲子園を借りるべきである |
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楽天イーグルス優勝おめでとう。日本シリーズの前にCSだが、短期決戦でも確実に田中で2勝はできるのだから大丈夫だ。対戦相手は巨人になる可能性が高いがもちろんそこでも田中が活躍するだろう。1戦、4戦、7戦に田中を先発させて3勝させるとか、かつての稲尾和久さんのように先発救援フル回転させて新たな伝統を築くもよい。絶対的なエースがいるということはどれだけ有利なことだろうか。
ただ、問題は楽天の本拠地、Kスタ宮城のことである。客席数が2万3000人ほどしかないのである。いくら東北復興の旗印にしたくてもあまりにも少なすぎる。日本シリーズを興行と考えた場合、これではあまりにも実入りが少ないのである。地元ファンには申し訳ないが、売り上げが少ないと選手の分配金も減ってしまうし、プロ野球機構に入るゼニも減ってしまうのである。
しかしその時期に無駄に遊んでいる球場がある。そこを活用すればいいのだ。無駄に遊んでる球場としてもっとも大きいのは甲子園球場である。Kスタ宮城の倍の収容人員なのである。「いや、阪神はもしかしたら日本シリーズに出るかも?」と考える人がいるかも知れないが、オレは阪神ファンとしてひいき目にみても今年はもう終わったと考えている。
阪神はこれから広島と戦うべきだが、そこで負けてしまう可能性が高い。勢いのある広島と、暗黒時代に戻った阪神を比較すれば広島に分があるのははっきりしている。仮にそこで阪神が運良く勝ったとして、次に当たる巨人に勝つ可能性はない。そう考えるとセリーグの代表チームは巨人か、あるいは広島ということになる。そうなると甲子園はあいてるのである。
「地元ファンを裏切るのか・・・」という反論や怒りの声もありそうだが、球団経営においてもっとも大切なのはゼニである。ゼニがないといい選手も取れないし、がんばってくれた選手に報いることもできない。日本シリーズの収益金が少なくて分配金が減れば、それは選手にとって大きなマイナスである。
確かに甲子園で開催すれば地元東北のファンを裏切ることになるが、関西にも楽天ファンは大勢いるのである。オレが以前に担任した生徒たちの中にも楽天ファンはいた。甲子園で日本シリーズを開催すれば、関西在住の隠れ楽天ファンたちが「いまこそカミングアウトの時だ!」と続々集結して甲子園は満員になるだろう。
また、楽天の現監督は星野仙一さんだが、彼が阪神監督だった時に受けた恩を阪神ファンは忘れていない。阪神ファンの根底にあるのは「アンチ巨人」の感情である。楽天が巨人と日本シリーズを戦うと言うことになれば、かなりの阪神ファンが「打倒巨人」に燃えてにわか楽天ファンとして甲子園にやってくるだろう。そうして甲子園のスタンドが超満員になることは間違いないのである。「日本シリーズは対戦するたチームのそれぞれの本拠地で必ずやらなければならない」という明文化されたルールはあるのだろうか。仮にあったとしても日本シリーズの収益金が日本プロ野球機構に入り、選手の年金などの原資になることを思えば少しでもでかい入れ物を使った方がいいのは明らかである。
日本シリーズの対戦組み合わせが決まるまで時間はあとわずかしかない。チケットの印刷もしないといけない。楽天の星野監督は一刻も早く「甲子園を借りる」という方針を打ち出して地元ファンの了解を得るべきだ。オレは甲子園で開催される日本シリーズを楽しみに待っているぜ。
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