江草 乗の言いたい放題
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2013年09月26日(木) ドリフトは通学路以外でやってくれ馬鹿        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレはスポーツカーが好きだ。実用性重視のワンボックスカーや、燃費だけを考えてチマチマ走るエコカーにはとうてい味わえない快感があると思っている。しかし、こういう馬鹿が出現するとオレのようにまっとうに運転してる人間まで馬鹿の仲間と思われてしまうのである。

 歩行者や他のクルマのいるところで、カッコよく後輪を滑らせてドリフト走行を決めてみせようとするのは、きちっと安全に制御できる自信がある達人でなければただの馬鹿である。オレは自信がないから絶対にそういう運転はしない。免許取り立てで怖い物知らずの馬鹿が、信号のないT字路を一時停止もしないで飛び出してきて、ハンドルを左に勢いよく切ってアクセルを踏み込んでドリフトさせて左折しようとして、ケツが流れすぎて制御不能になって左のガードレールにぶつかって、あわててハンドルを右に戻したところでタイヤのグリップが回復して、戻してなかったアクセル全開でそのまま歩道のところの手すりをジャンプ台代わりにして宙を飛んだのである。クルマで空を飛ぶというのはいかに危険な運転をしていたかということの証拠なんだが、その時に通学の子どもたちを巻き込んで大けがをさせてしまったのである。運転していた18歳は救いようのない馬鹿である。

事故の詳細についてもっとも詳しく書かれている京都新聞の記事を引用しよう。

京都・八幡で登校の列に車、5人重軽傷 18歳少年を容疑で逮捕
 24日午前7時55分ごろ、京都府八幡市八幡双栗の府道で、近くの八幡小に集団登校していた小学1〜5年の13人の列に乗用車が猛速で突っ込んだ。京都府警によると、小学1年の男児(6)が頭を強く打って重傷、小学1〜5年の男女児4人が腕や脚に軽傷を負った。府警は自動車運転過失傷害の疑いで、乗用車を運転していた八幡市の自称派遣社員の少年(18)を現行犯逮捕した。
 府警によると、軽傷は1年の女児(6)と3年の女児(9)、5年の男児2人=(10)と(11)。少年は出勤途中で、現場近くの市道から左折して府道に進路を取ったといい「府道に出る際にアクセルを踏みすぎたようだ」と話しているという。
 調べでは、現場は片側1車線で八幡小の東約500メートル。乗用車は北側のガードレールに接触した後、反対車線の柵をなぎ倒し、歩道を歩いていた児童の列の前方に突っ込んだという。乗用車はそのまま歩道と民家を隔てた柵も倒し、民家の家庭菜園を突っ切って、ブロック塀にぶつかり、止まったという。
 重傷の男児は登校の列の前方を歩いていた。列にいた3年の女児(9)は「車は車道をジグザグと蛇行しながら近づいてきた」。児童らはとっさに逃げた。2年の女児(8)は「(事故のあと)男の子が倒れて鼻と頭から血が出ていた」と話した。
 乗用車は止まった後もタイヤが空回りし、砂煙があがっていた。付近で交通取り締まりをしていた八幡署員が事故を目撃し、無線で通報した。府警は乗用車がスリップし、少年が制御できなくなったのではないかとみて、詳しく調べている。
 近くの主婦(72)は「路上にいると、キキキと金属がすれるようなすごい音がした。男児が横向けに倒れていた。耳元で『頑張れ、頑張れ』と励ました。助かってほしい」と話した。
 京都では昨年4月23日に亀岡市で登校中の児童の列に少年の軽乗用車が突っ込み、児童や保護者3人が死亡、児童7人が重軽傷を負う事故があった。


 さて、運転時の状況に関してさらに京都新聞にはこのような記事があった。

横滑りし制御不能か 八幡登校事故・時速50キロ超で突入
 八幡市で集団登校の列に乗用車が突っ込み、八幡小の児童5人が重軽傷を負った事故で、車を横滑りさせたような複数のタイヤ跡が現場に残っていたことが24日、京都府警への取材で分かった。車が時速50キロを超す猛スピードで歩道に突入したとみられることも判明した。府警は、自動車運転過失傷害の疑いで逮捕した八幡市の派遣社員の少年(18)が、車を横滑りさせて曲がる「ドリフト走行」のような動きをして制御できなくなった可能性もあるとみて、危険運転致傷容疑の適用も視野に捜査を進める。
 府警によると、少年は調べに対し「(近くの市道から)府道に左折で出た時にアクセルを踏みすぎたようだ」という趣旨を供述している。車は児童の列に突っ込む直前、南側の車線にはみ出してから急転回し、反対の北側の車線のガードレールに後部を衝突させていた。列にいた女児(9)も、車がジグザグと蛇行しながら近づいてくるのを目撃しているという。
 府警の説明では、車は歩道の段差(約20センチ)や柵(高さ約80センチ)に乗り上げた勢いで車体が浮き上がり、空中を飛ぶようにして児童の列に突っ込んだ。飛んだ距離は約7メートルに達し、歩道奥の家庭菜園に着地してから、塀に衝突して止まった。
 けがをした児童5人のうち、重傷の1年の男児(6)は車体の下部かタイヤが頭に当たったとみられ、外傷性くも膜下出血などで集中治療室で手当てを受けている。他の1〜5年の4人はしゃがんで車を避け、腕や脚への打ぼくなど加療約1週間の軽傷を負った。









 この記事では加害者の少年の運転するクルマが「空を飛んだ」とはっきりと書かれている。クルマが空を飛ぶような乱暴な運転を「危険運転」でないと言い張る弁護士や裁判官がいれば頭がおかしいとオレは断定したい。この事故はきちっと「危険運転致傷罪」で裁かれるなといけない。これを危険と言わずして危険な運転など存在するのか。

 この事故を起こした18歳少年は、昨年免許を取ったばかりで、付近の人の証言では日頃から信号無視を繰り返し、住宅地を猛スピードで走っていたらしい。とにかく迷惑なクソ野郎だったのである。さっさと自業自得の自損事故でも起こして電柱に単独事故でぶつかってくれれば誰にも迷惑はかからなかったのである。今回の事故の原因が「ドリフトに失敗して」ということは、「アクセルを踏み過ぎた。」という少年の証言からも分かる。住宅地の、しかも目の前を通学の小学生が歩いている道路でドリフト走行をしていたことを本人がはっきりと認めているのである。後で「そんなことは言いませんでした」とシラを切っても遅いのである。

 朝日新聞にはこんな記事があった。

暴走車、宙に浮き児童の列に 京都・八幡の事故
 京都府八幡市八幡双栗(そぐり)の府道で、集団登校中の小学校の児童の列に乗用車が突っ込み1人が重体、4人がけがをした事故で、車が歩道に乗り上げた後、宙に浮きながら児童の列に突っ込んでいたことが、捜査関係者への取材でわかった。府警は自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕した派遣会社員の少年(18)=八幡市=について危険運転致傷の疑いも視野に調べる方針。
18歳運転の車、児童の列に突っ込む
 捜査関係者によると、少年は事故現場の直前の交差点で一時停止しないまま左折し、後輪を空転させた状態で左側のガードレールに接触。その弾みで進路が変わって、右側の縁石と鉄柵に乗り上げて車体が宙に浮き、歩道(幅約3・1メートル)にいた児童の一部に接触しながら飛び越えた。民家に衝突した後も、車の後輪は回転し続けていた。
 1年生の男児(6)は頭に外傷を負い意識不明の重体。ほかの4人は転倒したり、車にはじき飛ばされた小石が当たったりして軽傷という。列にいた児童の1人は「キキーッという音がして車が向かってきた。僕は逃げられたが、前にいた子が車に当たった」と話した。


 暴走車は空を飛んだのである。

 小学生たちは身を低くして逃れたのだ。
 この事故を起こした馬鹿に対して、「少年だから」と罰を軽くするのは決してしないでくれ。少なくとも車を運転していることの責任は少年であっても老人であっても同じである。飲酒運転で人をはねて死なせれば死刑。危険運転で人を死なせても死刑。警察に追われて逃げようと暴走して人をはねれば死刑。小学生の列にクルマを突っ込ませるようなテロ行為を行えば問答無用に死刑。車上荒らしをすれば死刑。高速道路での速度制限は最高速を150キロまで引き上げる。それらがオレの主張する道路交通法改正試案である。

 今回の事故は大変悪質だ。そんな悪意の暴走をした少年は少年法で守られる値打ちなどない。この18歳少年の実名、そして顔写真は公表すべきだと思っている。いずれどこかの週刊誌が書くと思うのだが。


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