2013年09月25日(水) |
強盗を射殺してどこが悪いのか? |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
どうやって強盗を防げばいいのだろうか。海外旅行するときは胸ポケットに紙幣を入れておいて、強盗に遭えば黙ってそれを差し出せば手荒なことはされないと言われる。しかしそれも運が良かったらの話で、そんなはした金で満足しない強盗犯はやはり殺して所持金すべてを奪おうとするかも知れない。
時計や宝飾店など店内にお宝のような商品がある店は強盗の被害に遭いやすい。もちろん防犯対策はある程度行ってるはずなんだが、シャッターを車でぶちこわして乱暴なやり方で商品を強奪するような事件は日本でも起きている。
自分の店を荒らされ、目の前を逃げていく犯人を見たときに殺意を覚えない人などあるだろうか。「あいつ絶対殺す!」とその瞬間に思ったとして、もしもそのときにたまたま手に拳銃を持っていれば必ず撃つだろう。オレのような温厚な人物でさえも、もしもオレのクルマのガラスをぶち割って車上荒らしをしている馬鹿を発見し、そのときに偶然オレの手に拳銃が握られていれば、オレは決して発砲しないような聖人君子ではない。背後から撃つかも知れない。それが人間の自然な本能である。ただ日本では一般市民が拳銃を所有することは禁じられているのであり、そういう状況にならないだけである。自由(じゆう)の国ではなくて銃(じゅう)の国であるアメリカでは、侵入盗を射殺することは当然の行為であり正当防衛であると考えられている。
フランスで宝石店に強盗が入り、店主が逃げていく犯人を背後から拳銃で撃ったために犯人のうちの一人が死亡した。その事件に関する読売新聞の記事を引用しよう。
強盗射殺の仏宝石店主、FBに支持160万件
【パリ=三井美奈】南仏ニースの宝石店に今月中旬、強盗が押し入り、犯人を現場で射殺した男性店主(67)が殺人容疑で身柄拘束された。
その直後、店主を擁護するページが交流サイト「フェイスブック」に登場し、店主への支持表明が約1週間で160万件に達した。オランド政権は過熱するネット世論の「圧力」に苦慮している。
事件は今月11日、拳銃を持った2人組が宝飾品を奪ってバイクで逃げようとしたところ、店主が不法所持していた銃を発砲し、2人のうち19歳の男が即死した。検察は、店主に生命の危険はなく、正当防衛ではなく故殺の疑いがあるとした。
一方、店主擁護のページ開設に続き、16日にはニースで商工業者ら約1000人が支援集会を組織。保守系最大野党「民衆運動連合(UMP)」所属のニース市長や下院議員も参加した。極右「国民戦線」のルペン党首は「国民はだれも守ってくれないから、自衛しているのだ」と指摘し、政府の治安対策を攻撃した。
(2013年9月23日21時09分 読売新聞)
今回、宝石店主は逃げていく犯人を後方から撃ったのである。そこでフランス警察当局はこの行為を「故意殺人」ととらえて、宝石店主を身柄拘束した。ところが市民の感覚としては「悪いのは強盗、だから撃たれるのも仕方がない」ということになる。確かに後ろから撃つときに足を狙ったりして「捕まえる」ことを主眼にすればこのような結果にはならなかっただろう。
強盗が返り討ちに遭って殺されたとしても、オレは「因果応報」だと思う。女性が護身用の武器を携えていて、自分をレイプしようとした暴漢を殺したとしても無罪だと思うし、少なくとも非は常に犯罪を企画した側にあると主張したい。犯罪を行うということは被害者側の逆襲に遭う可能性も当然あるわけで、その結果起きる不利益はすべて加害者側の責任であるというのがオレの考えだ。侵入盗が屋根から転落死したとして、転落しやすい屋根の家を建てた側に責任などないのである。
日本ではあちこちに防犯カメラが仕掛けてある。コンビニ強盗の顔もきちっと撮影される。(たいてい覆面をしたりしているが・・・)そこでもっと積極的に、強盗をその場で攻撃するような仕組みがあってもいいと思うのである。
たとえばレジの前に落とし穴があって、中で操作すれば泥棒はその落とし穴に落下するという仕組みである。あるいは天井から投網が落下して捕まえるという仕掛けはどうか。そろそろコンビニ強盗に対して積極的に反撃する仕組みが設置されてもいいような気がするのだ。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館