2013年08月01日(木) |
払って気持ちいい富士山入山料 |
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税金を払うことは実に空しい。それがまっとうではない使われ方をする可能性が高いからである。特に地方税はそうだ。オレは最近大阪府や松原市をあまり信頼していないのである。それでも源泉徴収で税金はじゃんじゃんぼったくられていく。あきらめて支払うしかないのである。なんともやりきれないのである。
自分が払ったゼニがちゃんと特定の目的に使われるのならば納得できる。その代表的なモノが富士山の入山料ではないだろうか。集まったゼニはすべて富士山の環境保全のために使われるのであり、目的外に使われることはない。登山者が喜んで払いたくなるゼニだ。しかも期間限定で缶バッジがもらえるとなればますます払う楽しみがある。身売り新聞の記事を引用しよう。
富士山入山料収入、もう1616万円…4日間で Tweet
静岡県は30日の県議会企画文化観光委員会で、25日から試行を始めた富士山の入山料(保全協力金)の収納状況を明らかにした。
25〜28日の4日間で、県内の富士宮、御殿場、須走の3ルートと、山梨側の吉田ルートを合わせて1万6330人から1616万3830円を収納した。試行は8月3日まで実施する。
県文化・観光部によると、入山料を支払ったのは、富士宮口は3971人(399万7507円)、御殿場口は860人(85万8200円)、須走口は2506人(248万4673円)だった。
一方、山梨側の吉田口では8993人(882万3450円)だった。
委員会では、疋田真左人・交流政策課長が「我々が声をかける前からお金を持って来る人がいるほか、(5合目に)観光に来た人でも寄付をしてくれる人がいる。関心を持ってもらっている」と答弁した。
また、県が入山料を支払った人に渡している記念品の缶バッジは、事前に用意した分が御殿場口(500個)と須走口(2700個)では、いずれも30日までに無くなった。
県はバッジを追加発注するなどし、対応しているという。
せっかく入山料を払って缶バッジをもらうつもりでいたのに、バッジがないとなるとmなんだか悲しいのである。これは一刻も早く追加発注してやってもらいたいし、試行などと言わずにこの夏中続けてもらいたいのである。
また入山料の金額の1000円というのもいい。これが5000円なら高すぎるし、1万円なら登山者が減ってしまう。1000円というのは気持ちよく払える金額だとオレは思うのである。もちろん500円でもいいが、集まる金額は多い方が良いわけで、気持ちよく払える金額として考えればやはりこの金額に落ち着くのだ。
富士山の環境保全ということを考えた場合、登山者が無制限に増加することは好ましくない。だからオレは最初、入山料をかなり高めに設定して登山者数制限が望ましいと思っていた。もしも入山料を1万円くらいにすれば今の半分以下に登山者を減らせると思ったからである。しかし、今回の記事を読んで考えが変わった。もしも入山料が1万円ならば、それを支払った登山客は「どうせゼニ払ってるんだ!」という傲慢な感覚になったかも知れない。それが1000円という金額になったことで、気持ちよく払ってくれて、しかもそのコンセプトを理解してくれてバッジを受け取ってくれているということである。だったら今回の入山料の設定金額は正解だったということになる。
富士山は外国の方にも人気があるという。多くの海外の観光客を迎えてこれからも日本の風景の象徴として世界に認められることをオレは願っている。そして富士山に来るだけではなくてもちろん日本の他の観光地もどんどん訪れて欲しいのである。もっとも悪天候の中を軽装で富士山に登って遭難してから、「登るのを止めてくれなかった方が悪い!」などとほざく馬鹿は来なくて良いのである。
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