2013年07月20日(土) |
夏はやっぱりかき氷である |
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夏は暑いから苦手である。オレは一年の中で夏が一番嫌いだ。熱気がむんむんするところを絶対に歩きたくない。いつも冷房の効いたところにいたいと思うのである。野球観戦も無理だ。暑くて元気がなくなってしまうからだ。大学生の頃にサイクリング部で炎天下を走ってことが不思議である。今のオレならそんなことは絶対に無理だからだ。ただ、オレは冬の寒さも嫌いなのでものすごく勝手なオッサンなのである。
ただ、夏になったからこそ楽しめるものが一つある。それは「かき氷」である。夏になるとファミレスもメニューにかき氷を追加してくれるし、喫茶店も甘党の店もみんな「かき氷」を出すようになる。コメダ珈琲店も「かき氷」がメニューにあるらしい。京都を代表する甘党の店はどこも工夫したかき氷を登場させてくる。そういうわけでオレはそのかき氷を楽しむのである。
オレはお気に入りのかき氷屋がいくつかある。上本町4丁目の「フルーツガーデン・山口果物店」や天保山の「雪花の郷」、そして桂離宮の前にある「中村軒」などである。富田林にある「シルクロード」もいい。そうしたお気に入りの店でがっつり「かき氷」を食べて脳天までキンキンに冷えて頭痛がするくらいなのがちょうどいいのである。
よいかき氷と悪いかき氷の見分け方はどこかというと、氷の削り方で決まる。できるだけ薄く薄くふんわりと削れていて、口に入れた瞬間にすっと溶けるのが最高なのだ。ファミレスの多くで提供されるかき氷はただの「砕氷」である。あんなものでゼニを取るのは間違っている。オレは何回かそういう「かき氷」を食べて失望したことがある。それに懲りたので絶対にファミレスでは「かき氷」は頼まないのである。
「かき氷」というのは日本独自の文化らしい。海外では「氷」を味わうような食文化がないからである。おそらく日本のようにいつでもきれいな水が手に入るわけではなかった西欧では、水そのものが不衛生だったのでそれをそのまま食べるような文化が定着しなかったのだろう。ところが日本はきれいな水が豊富にあった。だから自然界にある氷を口に入れても全く問題なかったのである。
氷が家庭の冷蔵庫で簡単に作れるようになって、どこの家でも「かき氷」がお手軽に楽しめるようになっている今、スーパーにはさまざまな味のかき氷シロップが並んでいる。ただ、オレが好きな味はミルク金時である。だからそんなシロップは不要だ。練乳とゆであずきさえあればそれで十分なのである。
コンビニの冷凍ケースの中にはカップ入りの「ミルク金時」や「白くま」が並んでいる。鹿児島の名物かき氷である「白くま」はオレの好きなものの一つである。鹿児島に立ち寄った時には必ず食べることにしている。その本物に比べると、カップ入りの「白くま」はかなり貧弱なんだが、値段が安いのでそれも仕方ないのである。
夏はやっぱり「かき氷」だ。オレはこの夏何回かき氷を食うことになるだろうか。すでに10回以上食ってるという恥ずかしい事実もこの際暴露しちゃうのである。
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