2013年07月18日(木) |
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参議院選挙の投票日まであと3日になった。今回の選挙は自民党の圧勝ムードで面白くない。そういう理由からか選挙に無関心な層が増えていて、投票率は下がりそうだという。せっかくの権利をそうして無駄にしても良いのか。投票するにふさわしい候補者がないという。ちゃんと争点はあるじゃないか。自民党の現行の政策に対してそのまま肯定するのかあるいはノーと言うのか。それをはっきりさせるだけでも投票所に向かう価値は十分あるとオレは思うのだ。
投票は国民の権利であるとともに義務でもあるとオレは思っている。投票率が低いと組織票のある特定の政党が有利になり、民主主義の根幹が揺らいでしまうのだ。できるだけ多くの国民が投票に参加して初めて民意が政治に反映されるのである。
自民党の候補者の中にはワタミの会長もいる。社員を使い捨ての道具とみなし、365日24時間こき使おうとしたあのお方である。こういう方を候補者にすると言うことで自民党がどんな方向性を持ってるかがわかる。大企業はバブル崩壊後の20年間、一貫して正社員を減らして派遣労働などの非正規雇用を拡大し、労働者の待遇を悪化させ続けた。その結果が現在の晩婚化や非婚化による少子化なのである。正社員にもなれない不安定な状況、いつまでたっても給料が増えない中で若者は夢を失い、ワーキングプアと呼ばれる人々は増加し、「あくせく働くよりも生活保護をもらってパチンコ三昧で暮らす方が得だ!」という風潮を生んだ。
経団連会長を務めたキヤノンの御手洗も偽装請負を積極的に推進し、それを指摘されると「そんなルールは間違ってる!」と開き直った御仁である。ワタミ会長や御手洗に共通することは、すべての労働者に豊かで快適な生活を保障することが国家の活力となり未来の日本を育てるということが全くわかってないことである。自分の会社だけが儲かれば良いという偏狭な価値観しか持ち合わせてない連中が日本の企業トップの座に君臨していたことが国民にとって最大の悲劇だったのだ。
日銀の大胆な金融緩和によって大幅な円安になった。これは「円安」→「業績回復による株価上昇」→「円安」→「株価上昇」というよい循環のおかげなのだが、このサイクルを民主党政権は一度も作ろうとせず、白川という無能な学者を日銀総裁の地位につけていたのである。
日銀主導である程度為替をコントロールすることが可能であることがわかった今、もっともっと大胆に金融緩和を推し進め、同時に「今家を買わないとこれからどんどん値上がりするから大変!」というデマを国民に信じさせて消費を活発にするのが政府の役割である。インフレ率2%というのはそういう意味じゃないのか。年に2%の割合でどんどん物価が上がるから、その上来年から消費税も上がる。だったら家も車も高級品もみんなじゃんじゃん値上がりする前に買わなきゃ・・・と思わせることで景気をむりやりに浮揚させるのが自民党の狙いじゃなかったのか。
そのやり方を肯定するかどうかが今回の選挙の争点であり、「ねじれ解消」なんてものはただ単に自民党や公明党の都合である。そんなことを国民は何も望んでいない。おまえら与党の連中だけだ。そして選挙の目的をおまえら与党の政権運営を楽にするためだけのものだと考えてる政治家はクソだ。だから「ねじれ解消」などとパフォーマンスをする奴らをオレは許せないのである。断じてそういう連中にオレは投票したくないのだ。いまはっきりとねじれてるのは政治家の価値観と国民の望んでいることである。
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