2013年06月28日(金) |
広島カープは卑怯である! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
どうすればプロ野球は盛り上がるのか。強いチームの独走を許さずに他のチームが包囲網を築くことである。直接対戦の時にエースをぶつけて少しでも巨人を勝たせないようにすることである。そうした努力をしない球団がセリーグにある。それは広島カープだ。昨日まで、広島は巨人に1つしか勝っていなかったのである。これでやっと2勝ということだが、Dena同様にあまりにも巨人に対して弱すぎるのである。日刊スポーツの記事を引用しよう。
広島連敗ストップ!バリントン3勝目
広島3−2巨人>◇27日◇マツダスタジアム
巨人は1回2死一塁から阿部の20号2ランで先制。先発宮国は3回まで広島打線を1安打に抑える、上々の立ち上がりを見せる。
広島バリントンは2回以降立ち直り、6回は無死満塁のピンチも無失点。直後に、エルドレッドが2死三塁から同点2ランを放つ。
広島は7回2死から、会沢の3号ソロで逆転に成功。8回は今井が無死一、三塁のピンチをしのぎ、9回はミコライオが締めた。広島は連敗ストップ、先発バリントンが7回2失点で3勝、宮国は3敗。
[2013年6月27日23時46分]
広島は今シーズン、エースの前田健太を巨人戦に一度しか登板させてない。じゃあどのチームに投げるのかというと、前田健太を苦手としている阪神戦に登場するのである。大竹も明日の阪神戦に登板予定である。これはどういうことかというと、巨人戦にエースを登板させて負けるかも知れないというリスクを負うよりも、確実に勝てる阪神戦に前田健太を投げさせるということなのだ。なんと卑怯な、いや巧妙な戦略だろうか。
その点阪神タイガースは堂々としていて見ていて気持ちが良い。日曜日に藤浪晋太郎を投げさせると決めたらずっとその方針を貫いている。楽天が連勝中の田中を先発させることがわかっていてもあえて堂々とぶつけてそして敗れたのである。なんというさわやかな戦い方だろうか。阪神ファンは誰も負けたことなど責めない。日本球界を代表する投手と藤浪が投げ合ったことでファンは満足したはずだ。そして既定の方針通りにおそらく6月30日の日曜日も甲子園で藤浪晋太郎を先発させるだろう。広島がローテーション通りに来るならその日の先発は前田健太である。いくら藤浪が阪神ファンの期待を背負っている未来のエースだとしても、現時点では前田健太の方が格上である。それはオールスター戦のファン投票でも結果が出ている。阪神はそこで藤浪晋太郎の甲子園無敗伝説が終わってしまうかも知れない。オレが阪神の監督なら前田健太との対戦を回避して、相手チームの投手が3番手、4番手で確実に勝てそうな日に藤浪を投げさせる。しかし、和田監督はどうやらそのまま日曜日にぶつける可能性が高い。なんて律儀なのかとオレはあきれるのだ。
3連戦で相手チームの投げる投手が予想できた場合、3つとも無理に勝ちに行くのではなくて、相手がエースを投げる試合にはダメ元でもっとも非力な投手をぶつけ、他の2試合を確実に取りに行くのが戦略的には賢いのではないか。オレはいつもそういうことを思うのだ。そして優秀な監督というのは常に負けゲームや捨て試合を計算して戦ってると思うのである。
今シーズン、阪神は対巨人で勝ち越している。しかし広島とDenaは巨人に大きく負け越している。その2チームだけでほぼ巨人の全貯金を提供しているような状況である。こんなことを許して良いのか。いくら他のチームががんばって巨人を倒しても、広島やDenaがいくらでも巨人に貯金を献上している状況ではちっともセリーグは盛り上がらないのである。
セリーグがもっと盛り上がるためには巨人戦にエースをぶつけて巨人にストップをかけないとだけだ。しかし、他のチームがちっとも協力してくれないことにオレはあきれているのだ。
他のチームは巨人に勝つ以外にもセリーグを盛り上げる手段はある。それは阪神に負けることだ。もしも巨人に勝つのが困難ならば、できればこちらで貢献してもらいたいのである。そうすれば阪神は首位を狙うことができ、せリーグは阪神と巨人の対決ムードでますます盛り上がるのである。
そんな勝手なことを阪神ファンのオレは思うのである。もっとも卑怯なのは広島ではなくてこのオレなのかも知れない。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館