2013年06月20日(木) |
くたばれ出会い系詐欺 |
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オレのメアドには時折出会い系サイトへ勧誘するメールが届く。すぐにそのメアドを「迷惑メール」として登録するので連続して届くということはないのだが、そのメールの内容というのはいわゆる「逆援助」パターンである。会社社長とか、女医とかが「交際してくれれば1000万円あげます!」などというありえないパターンで、そんなことが世の中にあるわけないとオレは思ってるからいつも即座に「迷惑メール登録」していたのである。
しかし世の中にはそのメールを信じて出会い系サイトに登録し、大量の利用料を払ってその出会い系サイトにいる架空の人物(いわゆるサクラと呼ばれる会員)とメールをやりとりしてしまう馬鹿、いやお人好しが存在するのである。そして時に何千万もだまし取られてしまうのである。それはあまりにも馬鹿すぎるだろう。なんでそれが「詐欺」であると気づかないのかとオレは思うのだ。だが詐欺業者が実在しない女性を装ったサクラを使ってることはまぎれもない事実であり、その連中が訴えられるのもまた「正義」という観点からは評価したい。オレの感覚では「ひっかかるのが馬鹿」なんだが、もちろんひっかける奴等はまぎれもない悪人であり詐欺師であるわけで、そいつらが不正に蓄財したゼニは根こそぎ没収して国庫に入れてくれよと思うのである。
読売新聞の記事を引用しよう。
出会い系サイトで2千万円払った男性が逆転勝訴
サクラを使った出会い系サイトで利用料をだまし取られたとして、福岡県の男性が横浜市のサイト運営会社「フロンティア21」に約2200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(滝沢泉裁判長)は19日、請求を棄却した1審・横浜地裁判決を取り消し、同社に全額の賠償を命じる判決を言い渡した。
判決によると、男性は2009年に同社運営の4サイトに登録。女性会社役員を名乗る人物からメールで「経営の相談に乗ってくれれば3000万円払う」などともちかけられ、2000万円超の利用料を支払って2000通以上のメールをやり取りしたが、相手に会うことはできなかった。
昨年6月の1審判決は「メール相手がサクラかどうか明らかではない」としたが、高裁は「被告が組織的に使っているサクラと見るほかなく、詐欺に当たる」と結論づけた。同社側は「コメントしない」としている。
(2013年6月19日21時31分 読売新聞)
一審の判決はその出会い系サイトがいかにして利用者からゼニをぼったくるかということを理解しないクソみたいな誤判だったとオレは思っている。きっと詐欺出会い系サイトのなんたるかもわかってない世間知らずの裁判官が判決を下したのだろう。その点この控訴審はサクラを認定した点で評価できる。
こういう「詐欺出会い系サイト」を運営してる連中というのはどうせろくでもない詐欺師ばかりだ。それに税金なんてびた一文払ってないだろう。こいつらの利益というのは100%犯罪収益みたいなものである。ところが現行法ではその詐欺出会い系サイトそのものは取り締まれないのである。「詐欺出会い系サイト」は一般女性と出会えるように宣伝していながら実際はサクラしかいないのだ。数人のサクラがさまざまな女性になりすまして日本中の男性利用者から利用料(メール交換一通につき500円とか・・・)をだまし取る集金システムなのである。メアドを収集し、そのメアドに無差別に勧誘メールを送りつけ、ごくまれにいるひっかかって登録してくれる男性からがっつり利用料を巻き上げるという仕組みなのである。
もちろん世の中にだまされるような馬鹿な男が一人もいなかったらこの詐欺は成立しない。そもそもデートするだけで女性が男性に高額の報酬をくれるような世界はありえないとオレは思ってるので最初から届いたメールを削除するのだが、そんな世界があると思ってる世間知らずの男もいるのだ。そうしてまんまとだまされるのである。そうした詐欺の仕組みについて、テレビで特集を組んだりして世間に大々的にアピールしないとだけだとオレは思うのである。しかし、こんなに話題になってるのにいまだに振り込み詐欺の被害者がいるわけで、ひっかかる人間はいつもいるのだなとオレは改めて思うのだ。
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