2013年04月29日(月) |
若者を投票に向かわせる方法あります! |
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昔、北野たけしが一票の不均衡について触れて「自分の一票とキャバクラのねーちゃんの一票が同じなんて」などと冗談を言ったことがあった。しかし、オレは職業による価値の優劣は考えないが、年齢による差はあってもいいと最近思うようになった。それは今の日本を覆う「シルバー民主主義」という老人による支配である。
なぜ年金制度改革ができないのか。それは老人たちが既得権を放さないからだ。今の年金水準を下げるしか制度を延命する方法はないのに、そういうことをどの既存政党も行わないのは、投票率の高い老人票をあてにしてるからである。オレは言いたい。80歳の老人と20歳の若者の一票が同じ価値というのがそもそも間違ってるのだと。
80歳の老人はすぐに寿命が来るが、20歳の若者はこれから数十年の人生を生きるのだ。数十年の未来が残ってる若者と、すぐに寿命の来る老人、このどちらが日本の将来に対して責任を取れるのか。よく考えて欲しい。選挙で誰かを選んで投票するということは、その選んだ誰かが間違った候補であることに対しても責任を持つということである。今の日本の政治が間違ってるとしたら、そのような間違った候補者を選んだ有権者の責任である。それが民主主義というものではないのか。
オレが提唱する選挙制度改革は、一票の価値を平均余命分上乗せするということである。もっと計算を単純にするなら、80歳を基準にしてそこまでの年齢分を掛けた価値を票に与えるのだ。つまり、20歳の若者の一票は60票の価値があり、80歳以上の老人の票は1票の価値しかないという仕組みにするのである。こうすれば今起きている一票の不均衡なんて問題はもっと大きくなり抜本的改革が必要になるだろう。何より、若者に「投票しよう!」という大きな動機を付与することができるのだ。
なぜ日本の舵取りをジジイたちに任せるのか。そのジジイたちが果たしてちゃんとこれまで舵取りに成功していたのか。それまでの高度成長がはじけたバブル崩壊以降の日本はずっと劣化の一途だったじゃないか。それはジジイたちが国家の成長モデルしか頭になく、現状を全く理解していなかったからじゃないのか。
規制緩和といいつつ、非正規雇用を増やした結果どうなったのか。労働者の総賃金は減り続け、生活が不安定になって結婚しにくくなって、少子高齢化を加速させただけじゃないか。これはジジイたちの大きな失政である。もしも若者の発言力が大きかったらこんなおかしな方向には進まなかったはずである。
20歳の若者は一人60票、40歳なら一人40票、60歳なら20票というふうに年齢に応じて加算する仕組みにすれば、政治はたちまち若者が動かせるようになるのだ。20歳の若者が選んだ政治家は、目先のことしか見えてないジジイ政治家と違って日本の数十年先のことを見越した政策を立てようとするだろう。せいぜい4、5年のことしか考えてないジジイたちが間違った舵取りをした結果今の日本があるわけで、それを立て直せるのは若者だけだとオレは思うのである。明治維新を作ったのは20代の若者たちが中心だった。今の日本に必要なのは「維新」である。大阪の地方政党ではなくて本当の「平成維新」を成し遂げる政治家が出てこないとダメなのだ。そのためにオレが提唱する「年齢投票加算制度」はかなり有効だと思うのである。
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