2013年04月28日(日) |
若者よ、グランフロントを目指せ! |
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大阪駅界隈は今、大量の人が流入してにぎわっている。2011年5月のJR大阪三越伊勢丹・ルクアに続き、2012年10月の阪急百貨店梅田本店建て替えというふうに立て続けに大型の商業施設がオープンしているからだ。そして今度はこれである。読売新聞の記事を引用しよう。
「グランフロント大阪」開業 32万人が来場
JR大阪駅北側に26日開業した「グランフロント大阪」は、夕方から会社帰りの人らが詰めかけ、午後9時時点の来場者数が32万人に達した。2011年5月に開業したJR大阪三越伊勢丹・ルクアの計50万人には及ばなかったが、12年10月に売り場の8割を先行開業した阪急百貨店梅田本店の20万人は上回った。
午前11時に3万人だった来場者は徐々に増え、午後3時には14万人となった。夕方以降は急増し、飲食店を中心に行列が延びた。
商業施設の飲食店街では、日本初出店の米国発カフェ「シティベーカリー」や人気セレクトショップ「ロンハーマン」など話題の店舗に長い行列ができた。
中核施設のナレッジキャピタルもにぎわった。最先端技術を紹介する「ザ・ラボ」を見学した兵庫県猪名川町の無職男性(70)は「IT(情報技術)などを活用した展示が多く、素晴らしい施設だ」と感心していた。
世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロを提供する「近畿大学水産研究所」も人気を集めた。
(2013年4月27日 読売新聞)
実はこのグランフロントで今、時給バブルが発生してるのである。飲食店などのバイトが絶対的に足りないのだ。それで他店よりも高い時給を提示して引き抜きが横行しているのである。昼間で時給1000円、夜なら1300円というレベルまで跳ね上がってるというのだ。その結果、USJのアルバイトが足りなくなったり、ミナミや京橋、十三といった他の地域が人手不足に陥ってしまっているのである。
フリーターの若者にとって、ちょっとでも時給が高いというのは大きな魅力である。さびれてろくに働く場所のない田舎の若者も、大阪に出てくればこうして景気の良いところがたくさんあるのだ。若者よ、グランフロントを目指せ!である。
大阪にこうして次々と商業施設がオープンし、そこに多くの客が押し寄せ、街に活気が生まれるのはいいことだ。ただ問題は開発に需要が追いついていないことである。実はグランフロントの上層階のオフィスはまだ2割程度しか埋まってないのである。テナント料が高すぎて手が出ないのだ。建設にかかった費用をそのまま上乗せしていて、地域の妥当な賃料になっていないのがその理由である。また、大阪駅から少し離れたこの場所にちゃんと人の流れが生まれるのだろうかという疑問もオレは抱く。ちょっと遠すぎるような気もするのである。
ただ、オレは新しいモノが好きなので、きっと近々視察に行くだろう。どんな施設なのか直に見てみたいのである。
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